次世代デジタルアーカイブ研究会の新たな挑戦 2017年1月21日,京都大学において,次世代デジタルアーカイブ研究会のキックオフ研究会「デジタルアーカイブの再設計~資料の利用のために何をすべきか/何ができるか~」が開催された。筆者が代表を務める次世代デジタルアーカイブ研究会は,ウェブ上で学術研究等の資料と情報を共有・保存するために,これからのデジタルアーカイブがどうあるべきかを考える若手の研究者や実務家が中心の集まりである。分野と媒体を問わない様々な資料とデータの作成,公開,長期保存,信頼性の保証等,多様な観点からの悩みや疑問,不満等を自由に議論することを目指している。 今回のキックオフ研究会は,当研究会が京都大学学際融合教育研究推進センター(C-PIER)・学術研究支援室(KURA)の分野横断プラットフォーム構築事業(研究大学強化促進事業「百家争鳴プログラム」)に応募し,採択・支援を受けて