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研究と歴史に関するshigak19のブックマーク (8)

  • 『物語 フィンランドの歴史』/石野裕子インタビュー

    フィンランドは今年12月6日に建国100周年を迎えました。それに合わせて、この国の通史『物語 フィンランドの歴史』(10月25日)を刊行して下さった石野裕子さん。日では、教育や福祉、先進的なIT産業などで注目を浴びる同国ですが、フィンランド史の研究者はあまりいません。フィンランドとの出会い、体験、そして、今回のごについてお話をうかがいました。 ――フィンランドへの関心は幼い頃からですか。 石野:偶然のきっかけで大学生のときにフィンランドに行くまで、全くありませんでした(笑)。中学の頃から英語に興味があって語学教育に力を入れていた高校に進学。海外に行きたいという気持ちが強くありました。ただハードな英語教育に疲れて、大学に進学したら英語圏ではない外国に留学したいと思うように。高校と大学で第2外国語としてスペイン語を学んだので、スペインか中南米に行きたいなぁと。 大学3年だった1995年4月

    『物語 フィンランドの歴史』/石野裕子インタビュー
  • ダオ・チーランのブログ・パシフィック 謹賀新年

    遅ればせながら皆様明けましておめでとうございます。 今年一年の、皆様のご健康・ご多幸を心からお祈り申し上げます。 旧正月が来ると丁酉の年が始まります。 過去の丁酉の年を振り返ってみると、どんなことがあったでしょうかね。 1957年、1897年、1837年、1777年、1717年、1657年、1597年、1537年、1477年、1417年、1357年、1297年、1237年、1177年、1117年、1057年、997年、937年。。。 私にとって一番大事件が起こったのは1357年でしょう。この年、大越陳朝の明宗上皇が没して、そこから陳朝は、上皇制、同族婚、一族による重職の独占などの仕組みが崩れて、後戻りのできない坂を転げ落ちていきます(の憲慈皇太后が生きていて、上皇権を代行していた1369年まではなんとかもっていたのですが、そのあと内乱やチャンパーの侵攻、それに14世紀の気候変動などで大混

  • あとがき20 【祝・世界記憶遺産】「東寺百合文書」以前: 網野善彦『中世東寺と東寺領荘園』(東京大学出版会、1978) - あとがき愛読党ブログ

    ユネスコの記憶遺産(世界記憶遺産)に、東寺百合文書が認定された。 www.asahi.com 日のものが認定されてうれしいという以上に、東寺百合文書を保存し、整理し、公開してきたたくさんの人々、とくに所蔵している京都府立総合資料館の人々の尽力が報われたという意味で、たいへんおめでたいできごとだ。 東寺百合文書は、京都の東寺(教王護国寺)が伝えてきた、約25000通にもわたる中世文書の一大コレクションだ。加賀藩主前田綱紀が東寺に寄進した約100箱の桐箱に保管されていたことから、この名前がついている。東寺が伝えてきた中世文書(広義の東寺文書)は、おもに東寺(狭義の東寺文書)、京都府立総合資料館(東寺百合文書)、京都大学(教王護国寺文書)の3ヶ所に分かれて所蔵されている。そのうち、量的にもっとも多い府立総合資料館蔵の東寺百合文書が、今回ユネスコの認定を受けた。 マスコミでの報道では「寺院経営の

    あとがき20 【祝・世界記憶遺産】「東寺百合文書」以前: 網野善彦『中世東寺と東寺領荘園』(東京大学出版会、1978) - あとがき愛読党ブログ
    shigak19
    shigak19 2015/10/11
    あとがきさん(と勝手に呼ばせていただく)にとっては番外編とシリーズの中間的なものなのでしょうけれども、タイムリーな力作でとても読み応えのある良記事だと思う
  • 福島要一文庫 - 農文協図書館

    shigak19
    shigak19 2015/10/10
    意外なところで運動がつながった、という印象
  • nix in desertis:「バグダディ朝」という言い方は割と好きかな

    ・央端社という出版社のありますか?(OKWave) → 独自研究をWikipediaに載せるために,民明書房ばりの架空の出版社を捏造したらしき案件。怖いのは,全く知らない分野だとあっさりだまされる可能性が高いし,「そんな出版社はない」と証明するのは,この回答を見ても明らかなようにかなり面倒な作業になるということ。架空請求と同じで,意外と賢い手段ではある。単なるトンデモのみならず,こういう編集をどうしても許しちゃうのは,Wikipediaの弱点だなぁ。 ・「カリフ制国家」宣言から1年、IS掃討の見通し遠く(AFPBB) → 当にカリフ制国家は死亡フラグだと絶対に思っていたのに,意外と続いてしまっているという。諸外国からの資金流入・人員流入もあり,当のイラクとシリアは正規軍が弱く,シリアに至ってはそもそも内戦中,国際社会は放置気味。特にイラク側は元々行政が崩壊気味だったところ,悪政ではある

    shigak19
    shigak19 2015/09/06
    水増しは論外にしても、零細でホームページも十分でない出版社もあったりするので、大手出版社から出版≒優れた業績という図式が独り歩きするのも余り宜しくない気は。
  • 権門体制論をめぐる「こんにゃく問答」 - 我が九条

    石井進がその著書『日中世国家史』の序章の「付、日中世国家論の諸問題」において次のように黒田俊雄の権門体制論を批判している。 黒田氏の論文の冒頭の一節にこだわりすぎるようであるが、「古来島国として独自に存続してきた」「日国」、という常識的感覚によりかかって、「中世国家論」を進めて行くことは、危険ではあるまいか。この常識的感覚の是認は、無意識のうちにも特殊歴史的な所産である近代的「国家権力」観を前時代的にもちこみ、古来存続しつづけてきたこの「日国」の「国家権力」を超歴史的存在としてうけとらせるおそれがある。(21ページ) 「黒田氏の論文の冒頭の一節」とは、黒田の「中世の国家と天皇」の冒頭部分である。 日歴史上、「中世国家」というとき、われわれはいかなる内容を予想するのであろうか。おそらく一般には、鎌倉・室町時代に「日国」全体をまとめた一個の国家があったものと想定し、その支配=権力機

    権門体制論をめぐる「こんにゃく問答」 - 我が九条
  • 敢えて読書史と読者史に思うことの断片いくつか - みちくさのみち(旧)

    ――和田敦彦『読書歴史を問う―書物と読者の近代』読書メモ 読書歴史を問う視点 和田敦彦著『読書歴史を問う―書物と読者の近代』(2014年、笠間書院)を読んだ。 読書歴史を問う: 書物と読者の近代 作者: 和田敦彦出版社/メーカー: 笠間書院発売日: 2014/07/28メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 刊行前から楽しみにしていたで、出たらぜひとも感想をまとめておきたいと思っていた。発売後すぐに読んだのに、身辺が少し慌ただしかったためにブログの更新自体が停滞してしまったが、以下、書を通じて考えさせられたことについてまとめていきたい。 書の目次については、すでに版元が詳細なものを公開しているが、以下に掲げる全10章からなる。 第1章 読書を調べる 第2章 表現の中の読者 第3章 読書の場所の歴史学 第4章 書物と読者をつなぐもの 第5章 書物が読者に届くま

    敢えて読書史と読者史に思うことの断片いくつか - みちくさのみち(旧)
    shigak19
    shigak19 2014/10/01
    山本武利を通して、色川『明治精神史』や松尾『大正デモクラシー』も「読者」論に入ってくるっていうのはちょっと意外だった/ただ、日本史の場合近世史とか占領期等の戦後史の方が研究が厚そうなのは気のせいかなあ
  • 江口圭一、「上海戦と南京進撃戦―南京大虐殺の序章」 - Apeman’s diary

    古書店で入手した『南京大虐殺の研究』(洞富雄・藤原彰・多勝一編、晩聲社)に所収。江口氏の南京事件についての論考を読むのは初めて。 このエントリで紹介したNHKスペシャル「日中戦争〜なぜ戦争は拡大したのか〜」を観ていてちょっと不可解だったのは、軍中枢の「対支一撃論」を紹介する際に河辺虎四郎少将回想録が史料として用いられていたこと。というのも河辺虎四郎少将はいわゆる「不拡大派」の一人だったからだ。しかしこの論文を読んでかなり頭の中が整理できた。まず第一に、「拡大派」「不拡大派」といってもその違いはいわば程度の差に過ぎず、中国の抗戦意欲(および能力)を見くびっていた点や、華北に日の勢力圏をつくり出そうとする目論見を持っていたことなどは共通していたからである。また、対中戦争の長期化を厭うからこそ、川辺虎四郎は「やる以上は南京をとる考でやらなくちゃならぬ」と主張し、戦力の逐次投入ではなくなんと1

    江口圭一、「上海戦と南京進撃戦―南京大虐殺の序章」 - Apeman’s diary
    shigak19
    shigak19 2014/08/26
    江口さんは緻密な執筆計画で分量も締切も厳守したことで知られた人だけに余計に信じ難いずさんさを感じただろうなあ、というのは半分冗談だけれど、通史としての流れと個々の史実との結びつけという江口史学の好紹介
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