自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官は10日放送のテレビ東京番組で、現在10%の消費税率について「将来的なことを考えたら行政改革を徹底した上で、国民の皆さんにお願いして消費税は引き上げざるを得ない」と述べた。 番組にそろって出演した石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長は態度を明確にしなかった。菅氏は「私も引き上げると発言しない方が良いと思ったが、これだけの少子高齢化社会で、どんなに頑張っても人口減少は避けられない」と強調した。
そして野党連合は政権奪取のために十の公約を掲げた、という。 「まずは、高速道路の無料化な。」(ムハンマド) 昔、日本でも聞いたことのある公約である。 「それから、消費税の廃止」(アミルディン)マレーシアでの名称は「GST」(Goods and Service Tax)で、元々は6%だったという。 「あとは、反汚職もあった」(ムハンマド) 筆者が、「つい最近、日本の選挙でも消費税廃止と教育ローン徳政令を打ち出した政党があったぞ」と話すと、二人は腹を抱えて笑い出した。 「そういえば、教育ローン返済不要もマニフェストに入っていたな」(アミルディン) で、どうなったのか? 「確かに、消費税は0%になった。だけどな、ガソリンの値段が上がったんだ。元々はリッターあたり1.5リンギットだったのに、今は2リンギットを超えている。」(ムハンマド) (筆者註:8月20日現在、1リンギットは約25.5円である)
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