厚生労働省の分科会は17日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した23~93歳の男女12人について、因果関係を否定できないとして、死亡一時金などの支給を決めた。 死亡例で国の適用制度が認定されたのは計53人となった。 厚労省によると、12人中11人は高血圧や糖尿病などの基礎疾患があり、脳出血や急性心不全などが死因だった。
厚生労働省の分科会は17日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した23~93歳の男女12人について、因果関係を否定できないとして、死亡一時金などの支給を決めた。 死亡例で国の適用制度が認定されたのは計53人となった。 厚労省によると、12人中11人は高血圧や糖尿病などの基礎疾患があり、脳出血や急性心不全などが死因だった。
約2千件ある新型コロナウイルスワクチン接種後の死亡報告のうち、42歳の女性について、専門家が初めて「ワクチンとの因果関係が否定できない」と認定したことが10日、厚生労働省の公表資料で分かった。 【写真】ワクチン接種後の死亡で 夫「納得できるよう説明を」 資料によると、女性は昨年11月5日午後に米ファイザーのオミクロン株対応ワクチンの接種を受け、同日中に死亡した。接種の約5分後から徐々に体調が悪化し、約15分後に呼吸が停止。接種から1時間40分後に死亡が確認された。 女性は高度肥満や高血圧、糖尿病だったが、画像検査では死亡につながる具体的な異常は見つからず「ワクチン接種と死亡との直接的因果関係は否定できない」と結論付けた。
新型コロナウイルスの影響で中止されていた市民マラソン大会が各地で再開する中、ランナーが突然倒れて心肺停止になる事故が相次いでいる。コロナ禍で巣ごもり生活が続き、調整不足のまま参加すると体調悪化のリスクが高まる。大会で医療支援を行う医師は「体力を過信せず、入念なトレーニングで大会に備えて」と注意を呼びかける。 【写真】雨でビショビショ…笑顔で天を仰ぐランナーたち 昨年10月、3年ぶりに開催された「いわて盛岡シティマラソン」。岩手県二戸市の学習塾経営の男性(70)は42・195キロを完走後、移動のバス内で倒れ、心肺停止になった。近くの人から心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)による救命処置を受け、一命を取り留めた。 100キロマラソンを10回以上走破した経験があったが、膝の故障や新型コロナで大会が中止になった影響で、フルマラソンは1年ぶりだった。「多少の不安はあり、スピードを抑えたつも
確かに事例のすべてがワクチンが原因と言い切れないが、すべてが「ワクチンが原因ではない」と断言することもできないはずだ(C)共同通信社 【コロナワクチン「不都合な真実」】 厚生労働省に報告された新型コロナワクチン接種後の死亡事例は1963件、医療機関から報告された重篤事例は計8333件に上っている(予防接種開始の2021年2月17日から22年12月18日まで)。 【写真】新型コロナ5類移行は昨年末から結論ありき…政府「国民の命より金目」の魂胆ミエミエ しかし、現在までに接種後死亡で政府から因果関係が認められた事例は一例もない。また、政府も医学界も、ワクチンによって起こった長期的な体調不良、いわゆる「ワクチン後遺症」の健康被害があることを公式には認めていない。 そのため、接種後に死亡した人や健康を害した人がいても、ワクチン推進側から、「ワクチンを打っても打たなくても、人間は一定の割合で死亡した
<ワクチン接種に反対する声を「根拠なし」と切り捨ててよいのか。2つのニュースを受け、医師たちが語ったワクチンへの本当の評価とは> 新型コロナの対策として、ワクチンの有効性が議論になっている。 新型コロナが蔓延して3年が過ぎたが、やっと昨年から徐々に経済活動や社会生活が再開されるようになった。そのきっかけはワクチン接種が社会の安寧をもたらしたという側面が大きい。一方で、日本のウイルス学者や医師たちがワクチンの危険性に声を上げている。 現在繰り広げられるワクチンをめぐる議論は、推進派と否定派の間で平行線をたどり、ワクチンを打つべきかどうかの明確な答えを出せないでいる人は少なくないだろう。 日本政府では、元ワクチン大臣の河野太郎デジタル相が「(新型コロナのワクチン接種に反対する)運動を行っている方々のほとんどは科学的に根拠のない話を繰り返している。デマを通じて接種を妨げるのは慎んでいただきたい」
新型コロナワクチンの接種後に亡くなった人について厚生労働省の審査会は12日、ワクチン接種との因果関係が否定できないとして、新たに5人に対し一時金を支給することを決めました。 厚労省の疾病・障害認定審査会は12日、新型コロナワクチンを接種後に急性循環不全で亡くなった36歳の男性や突然死した66歳の男性など男女あわせて5人についてワクチン接種後の死亡の救済対象に認定し、死亡一時金を支給することを決めました。 接種と死亡の因果関係が否定できないとしています。 新型コロナワクチン接種後に亡くなり、救済対象に認定された人の中で突然死は66歳の男性が初めてだということですが、この男性は以前から低酸素性脳症を患っていたということです。 新型コロナワクチン接種後の死亡一時金が認定されたのは、今回であわせて20人となりました。
ワクチン接種後に亡くなった遺体の「ある共通点」ワクチンと死亡との因果関係を研究する医師もいます。 広島大学医学部、長尾正崇教授。法医学者として年間100体以上の遺体の解剖を行っています。 長尾医師が注目したのは、ワクチン接種後に亡くなった遺体の「ある共通点」でした。 遺体の体温が「非常に高かった」(広島大学医学部 長尾正崇教授) 「最初の時に気になったのが、警察が検死をした時に遺体の体温が非常に高かったと。33度とか34度とか普通じゃ考えられないような温度だった」 通常、検死をする段階では体温は20度台以下ですが、長尾医師が解剖した4人の遺体はいずれもまだ30度台だったのです。 (広島大学医学部 長尾正崇教授) 「死亡時の体温が非常に高かった。平熱を超えてそれこそ40度を超えるような」 4人の死亡時の体温は42度から44度前後と推定。長尾医師の研究チームは遺伝子の状態を調べました。 この数
正常細胞が攻撃ターゲットに スパイクタンパク質とはウイルスが細胞内に侵入する際の経路となる細胞表面の突起状の部分を指すが、mRNAワクチンの最大の懸念点は“異物”であるスパイクタンパク質を細胞内で生産することだという。 「mRNAワクチンの特徴は細胞内でウイルス抗原を産生することです。細胞内でウイルスのタンパク質を生産する細胞は免疫システムに“感染細胞”と見なされ、私たちの体はこの細胞を正常細胞であるにもかかわらず“感染細胞”と判断し、キラーT細胞などで攻撃してしまう。実はこのような仕組みのワクチンはこれまで採用されたことはなく、今回が初めてです。この点でmRNA型ワクチンは“ワクチン”と呼ぶより、遺伝子を細胞内に運び込むmRNA医薬品と呼ぶべきだと考えます」(村上氏) 村上氏によると、mRNAワクチンは免疫を抑制する制御性T細胞の活性化などによって、免疫全般に対する抑制作用を起こすことも
メディアや医療関係者が新型コロナ「第8波」とインフルエンザの同時流行への警戒を呼び掛けるなか、ネットを中心に論争を呼んでいるのは、むしろ「超過死亡」の数字である。今年に入り“戦後最多のペース”で増加しているという死亡者と、“沸騰ワード”となった超過死亡をどう読み解くべきか――専門家に聞いた。 日本の死亡率の推移とワクチン接種率との相関がひと目でわかる驚きの研究データ *** 現在、議論の的となっているのが11月25日、厚労省が公表した今年9月の人口動態統計の速報値だ。死亡者の数は12万7040人で、前年同月と比べ1万1334人増加。8月はさらに高い水準で死亡者13万5649人、前年同月比で1万7845人増となった。 今年1月から9月までの死亡者数はすでに115万人を超え、戦後最多となった2021年の143万9856人(確定値)を超える勢いを見せている。なかでも今年2月と8月の死亡者は前年よ
従来型の新型コロナワクチンは年内で国からの供給が終了する。今後はオミクロン株対応の新ワクチンとなるが、新ワクチンの接種対象は、年内に従来型ワクチンを接種した人に限られる。ノンフィクションライターの神田憲行さんは「ある50代の主婦は、持病でワクチン接種を見送るよう医師からアドバイスを受けていた。突然の『年内終了』に戸惑う人は少なくない」という――。 【この記事の画像を見る】 ■突然の「年内終了」予告に愕然とした 「テレビだったか新聞だったか忘れましたが、そのニュースを見たときはがくぜんとしました。コロナワクチンが年内に終了するなんて」 と、奈良市在住の50代の主婦は憤る。彼女が接したニュースとは、厚生労働省が10月6日に掲載したこのリーフレットに対するものである。 《初回接種(1・2回目接種)がまだお済みでない方へ》と題するこの文書にはこうある。 ---------- 『年内に1・2回目接種
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は7日の分科会で、社会保障費の抑制策を議論した。現在は全額国費負担となっている新型コロナウイルスワクチンの接種について、財務省は、重症化率などの動向を見極めた上で、季節性インフルエンザワクチン同様に患者が費用の一部を自己負担する「定期接種」扱いとするよう検討を求めた。 財務省によると、国内のコロナワクチン接種は諸外国に比べて接種対象となる人と回数が多く、人口当たりの接種回数は他の先進7カ国(G7)各国よりも大きく伸びている。ワクチン調達費用や医療機関へ支払われた経費は2021年度に2兆3396億円に上り、接種1回当たりの費用は約9600円となっている。 今夏の感染「第7波」では重症化率や致死率がインフルエンザを下回ったデータも示された。このため、分科会では委員から「例外的な対応を見直し、ウィズコロナへ移行していくべきだ」といった意見が相次いだ。 (C)時
愛知県愛西市の女性(42)が新型コロナウイルスのワクチンを集団接種会場で打った直後に亡くなった問題で、県医師会は「重大事案」と位置づけ、女性に何が起きたのかや医師の対応について検証することを決めた。女性の夫(45)は読売新聞の取材に応じ、「適切な処置を受けたのかどうか知りたい」と訴えた。 【グラフ】オミクロン株対応ワクチンの接種率は伸び悩んでいる 死亡したのは、主婦の飯岡綾乃さん。市などによると、飯岡さんは5日、市が設置した集団接種会場で4回目を接種した。接種したのは「BA・5」と従来株に対応する米ファイザー製の2価ワクチンだった。 飯岡さんは接種から5分後、会場での経過観察中に息苦しさを訴え、血が混じった嘔吐(おうと)とともに一時呼吸が停止した。心臓マッサージを受けた後、救急搬送されたものの、接種から約1時間40分後、搬送先の医療機関で死亡が確認された。死因は急性心不全。飯岡さんには基礎
【コロナワクチン接種後死亡を追う】#14 新型コロナ感染症のパンデミックをめぐる謎の一つに「超過死亡」がある。超過死亡とは、死亡者の数が例年の水準にもとづく予測値に比べてどれだけ上回っているかを示す指標。対前年比の死亡者数が一つの目安になる。 新型コロナワクチン4回目接種キャンセル急増の背景…予約していた人々に生じた不安 2021年の国内全死亡者数は、20年よりも「6万7101人」も増え、増加数は東日本大震災の11年(約5万5000人)を上回り、戦後最大を記録した。21年の新型コロナ感染症による死亡者数は「1万6766人」なので、それとは別の理由で5万人以上が亡くなっていることになる。 推計・分析をした国立感染症研究所の鈴木基感染症疫学センター長は、22年2月18日に厚生労働省の審議会の副反応部会に招かれた。巷では医学者の間からも新型コロナワクチン接種が超過死亡に影響を与えているのではない
厚生労働省の分科会は7日、新型コロナウイルスワクチン接種後に死亡した44~87歳の男女6人について、因果関係を否定できないとして死亡一時金などの支給を決めた。 【図解】新ワクチンの累計接種回数 死亡例で国の救済制度が認められたのは計10人となった。 厚労省によると、44歳女性は、くも膜下出血を発症して死亡。高血圧の基礎疾患があったという。他の5人はいずれも80代で、脳出血や心筋梗塞などを発症して死亡した。
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