証拠品のスマートフォンに保存されていた性的な動画を自らのスマホに送信したなどとして、警視庁は9日、西新井署の男性巡査長(36)を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にするとともに、不正アクセス禁止法違反容疑で書類送検した。巡査長は「興味本位だった」などと話したといい、同日、依願退職した。 警視庁によると、巡査長は昨年10月28日、証拠品のスマホのデータ解析を終えた後、スマホをトイレに持ち出し、無料通信アプリのLINE(ライン)を介して、性的な動画を自らのスマホに送信したという。 証拠品の返却を受けたスマホの所有者が、動画が勝手に送信されていたのに気づき、署に問い合わせて発覚した。 警務部の宮島広成参事官は「証拠資料の適正な取り扱いと法令順守を徹底していきたい」などとコメントした。
警視庁本部に相談に訪れた女性の上半身裸の写真を撮影した疑いで、元警部が逮捕された。 逮捕された警視庁組織犯罪対策五課の元警部・蜂谷嘉治容疑者(63)は、薬物乱用防止のカウンセリングのエキスパートとして、東京都の「動画で解説する都政」に出演し、薬物乱用防止について解説していた。 蜂谷容疑者は2019年7月、東京・千代田区の警視庁本部1階の応接室で、相談に訪れた女性の上半身裸の写真をスマートフォンで撮影した疑いが持たれている。 当時、応接室には2人しかおらず、蜂谷容疑者は撮影した写真を、その場で被害女性に送信していたという。 蜂谷容疑者は、薬物事件捜査を長年担当し、退職後は、犯罪者の再犯防止を目的としたNPO法人の代表者として活動していた。
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