韓国ソウルで開かれた国際女性デーの抗議デモで、#MeTooムーブメントのカードを掲げる人々(2018年3月8日)
韓国では、性犯罪の前科がある人物の個人情報を一般市民が知ることができる制度があり、ウェブやアプリで簡単に検索できる。強まる個人情報公開の背景には、市民の強い警戒心がある。 ●2000年から公開韓国の国会で2日、性犯罪の前科がある人物の住所を従来よりも詳細に公開する、青少年保護法の改定案が成立した。 これにより、以前は「邑・面・洞」という最小の行政単位までだった公開範囲が、「道路名および建物番号」まで拡大される。 つまり、該当人物がどの建物に住んでいるのかが分かるようになった。マンションやアパートなど集合住宅の場合は部屋番号までは明かされないが、一軒家の場合には住居が特定できる。 韓国で「性犯罪者身上公開」と呼ばれるこのような制度は日本に存在しないため、まずは制度について説明したい。 韓国の法務部が今年2月に発刊した『2020性犯罪白書』によると、韓国では90年代後半に「援助交際」が社会問題
偶然出会った男性に車の中でキスされ、男性の舌の一部を切断した女性は有罪か無罪か。警察は、男性が無理矢理キスをしたのなら無罪と判断した。 釜山(プサン)地方警察庁などの3日の話によると、Lさんは7月18日、釜山の西面(ソミョン)で友人たちと酒を飲んだ。翌日の19日午前8時30分ごろ、西面の通りに座っていたLさんにAさんが近づいてきた。LさんはAさんの車に乗った。AさんはLさんを車に乗せて釜山市蓮堤区(ヨンジェグ)の荒嶺山(ファンニョンサン)登山路に向かった。午前9時30分ごろ、車内でAさんはLさんにキスし、イさんは抵抗してA氏の舌を噛み、舌先3センチほどを切断した。 Aさんは直ちに車を運転して近くのクァンナム地区隊(警察の出張所)を訪れ、Lさんを傷害で告訴した。Aさんは警察で「Lさんの車でドライブしようという話を受け入れ、車の中でもLさんの同意を得てキスした」と主張した。Lさんは警察で「Aさ
今年5月18日午後、テレグラム「n番ルーム」を創設した「カッカッ」ことムン・ヒョンウク被告(25)が慶尚北道の安東警察署の留置場から大邱地方検察庁安東支庁に送致される様子=キム・イルウ記者 メッセージアプリのテレグラム「n番ルーム」を創設した「カッカッ」ことムン・ヒョンウク被告(25)が無期懲役を求刑された。 大邱(テグ)地裁安東(アンドン)支部の審理で12日に開かれた結審公判で、検察はムン被告に無期懲役を求刑した。また、保護観察、電子装置の設置、児童・青少年関連機関などへの就業制限命令を下すよう裁判所に要請した。検察は「被告は緻密かつ計画的に個人の欲望を満たすために犯行に及び、多数の被害者が発生するとともに、映像を流通させて被害を及ぼし続けた」と求刑の理由を説明した。 大邱地方検察庁安東支庁のデジタル性犯罪特別捜査タスクフォース(TF)は、6月5日に「児童・青少年の性保護に関する法律」の
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