元交際相手らが裸の画像などをインターネット上に公開する「リベンジポルノ」をめぐり、昨年1年間に警察に寄せられた相談が前年比91件増の1570件で最多を更新したことが4日、警察庁のまとめで分かった。 【図解】DV事案の検挙数推移 被害者は20代が660件で最も多く、20歳未満が429件と続き、合わせて7割を占めた。最年少は10歳だった。60代は13件、70代以上も3件あった。 女性が90.9%に上るが、男性の割合は前年より増加した。加害者は交際中や別れた相手が半数超で、ネット上だけの知人も16%いた。 相談内容は「画像を公表すると脅された」「画像を撮影された」などが多かった。検挙は245件だった。