この買収により、両社は「クラウドへのオープンなアプローチを提供し、複数のクラウドにわたる前例のないセキュリティと可搬性を実現」し、IBMを「1兆ドル規模の成長市場であるハイブリッドクラウドのトッププロバイダーにする」としている。 IBMにとって過去最大規模の買収になる。米CNBCによると、米国のテクノロジー業界としても、2001年のAOLとTime Warnerの合併、2016年のDellによるEMC買収および2001年のJDS UniphaseによるSDLの買収に次ぐ3番目の規模になるという。 関連記事 Microsoft、GitHubの買収を完了 Xamarinのフリードマン氏がCEOに Microsoftが6月に発表した75億ドルでのGitHubの買収を完了した。クリス・ワンストラスCEOは退任してテクニカルフェローになり、Xamarin創業者のナット・フリードマン氏が新CEOに就任
IBMとRed Hatは2018年10月28日(米国時間)、IBMがRed Hatを買収することで、2社が確定的な合意に達したと発表した。今後、Red Hatの株主と規制当局の承認を経て、2019年後半に買収プロセスが完了の見通しとしている。 IBMはRed Hatの全株式を、1株当たり190ドルで現金により取得する。Red Hatの10月26日終値116.68ドルに比べ、62.8%のプレミアムがついている。買収総額は340億ドルに達し、ソフトウェア業界で過去最大の買収になるという。 プレスリリースによると、買収完了後、「Red Hatは独立部門として、IBMのハイブリッドクラウドチームに参加する」ことになるという。Red Hatは現プレジデント/CEOのジム・ホワイトハースト氏と現経営陣が引き続き率いる。現在の本社やその他拠点、ブランド、活動もそのまま引き継がれるという。ホワイトハースト
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