『吾ガ古本屋ノ女子ハ猫デアル』湘南つれづれ 古本屋引退のその後 終世紀 -詩も毎日更新 goo BLOG https://blog.goo.ne.jp/kitano_tabibito うちの女子社員は猫好きで、いま家では二匹の猫を飼っている。そのうちの一匹は、うちの前の倉庫の屋根裏にいた猫が産んだものの一匹だ。子猫がニャーニャーと煩いので、奥のボイラー室に覗きに行ったら、子猫が五匹くらいいた。人間が触ると、親猫はもう子育てをしないようで、捨てられるらしい。育児放棄された哀れな子猫はそのままでは死んでしまうので、女子がそのうちの可愛い黒をもらっていった。名前は林語堂で産まれたので、りんちゃんという。残りはわんにゃんの会というボランティア団体をしている動物愛護の友達に連絡して引取りに来てもらった。その夫婦は、大震災のときには三陸や宮城まで車で行って、震災孤猫や犬を保護して、里親を探す活動をしていた。 女子が面接に来たのは、
