粗筋: 激化の一途を辿るテロとの戦いは、サラエボが手製の核爆弾により消滅した日を境に転機を迎え、先進諸国は個人情報認証による厳格な管理体制を構築し、テロを一掃したかに見える近未来。いっぽう後進諸国では内戦や民族虐殺が凄まじい勢いで増加していた。 ぼくの所属している特殊検索群i分遣隊は、特殊部隊にあって暗殺を請け負う唯一の部隊だった。虐殺の起きている某国で、標的の"国防大臣"を捕らえるが、彼は自分がどうして虐殺をしているのか理解できないようだった。そして、これら突然虐殺が増加するように見える場所には、必ず謎の米国人ジョン・ポールの影があった。 これが噂の赤い本。 多分に黄色い本("Self-Reference ENGINE")を意識した配色と思われます(笑) 日本人作家特集号 収録作家:神林長平、円城塔、平山瑞穂、coco 伊藤計劃「The Indifference Engine」 粗筋:
第一部:Nearside 9章 第二部:Farside 9章 より構成される。 設定: なにやら時間そのものが変質して、過去未来の関係がグチャグチャになった世界。もはや時間線は一方向に流れるのではなく、勝手気ままに進行しお互いに絡み合ってしまっている。この時空のねじれた宇宙では、超高速度の多数の「巨大知性体」が自分たちが有利な位置を得ようとして攻撃し合っている。 まあこれくらいが共通背景で、各章のお話の多様さは読んでみないとわかりません。SF者にも、そうでない読者でも、これは面白い!と思う話がいくつかあるはずです。 インタビューでは色々質問してますが、あくまで私自身の感想に基づいたものであって、もっと様々な読み方が出来る懐の深い本だと思います。
4月10日に行われた東京都知事選で、261万票を獲得し4選を果たした石原慎太郎。高齢者を中心に絶大な人気を誇り合法的に独裁状態を続けているハイパー民主主義者である彼だが、歯に着せるべき衣を脱ぎ捨てているとしか思えないネイキッドな暴言の連発や、2億4000万円を超える海外出張をはじめとした都政の私物化など、批判も多い。 特に、東日本大震災に関して「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた発言は、もはや同じホモ・サピエンスの言動とは思えない心無さ……。そのような暴言が問題とされている状況でさえ、開票と同時に当確をキメる慎太郎の横綱相撲ぶりに絶望した都民は数知れない。 しかし、一見いかに邪悪そのものにみえる人間でも、心の奥底には優しい心を秘めているもの……。都知事としての石原が注目を集める一方で、都内を人知れず徘徊し
日本語入力システムに「ATOK 2011」を利用している環境でIMEをONにすると、テキストエディター上のカーソル(キャレット)が消失しまう問題が、一部オンラインソフトで発生しているようです。 編集部にて、この問題が発生することを確認しているのは以下の3ソフトです。 テキストエディター「TeraPad」 テキストエディター「K2Editor」 開発環境「なでしこ」 ※このうち、「TeraPad」に関しては最新版のv1.08で対策が施されています。最新版へ更新してください。 窓の杜 - 【NEWS】「ATOK 2011」環境でカーソルが消失する問題を修正した「TeraPad」v1.08 http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110218_427977.html 対策 「なでしこ」の作者・クジラ飛行机氏のブログ記事によると、以下の対策を施すこと
いつも使うものだから、あなたにぴったりなソフトウェアを。 さあJanetterで新しいTwitter体験を始めよう。 Follow @Janetter_jp > Janetter公式ブログ / Janetter wiki 豊富なデザイン 標準で27種類ものテーマを選択できます。 カスタマイズして新しいテーマを作ったり、 他のユーザーが作成したテーマを使ったりできます。 リアルタイム更新に対応 User Stream, Streaming API に対応 友達のツイートをリアルタイムで読めます。 高速な動作 Windowsネイティブアプリなので動作は軽快です。 タイムラインのレンダリングには 「Google Chrome」と同じChromiumを採用。 (Mac版はWebKit) HTML5+CSS3で高速かつ自由なカスタマイズができます。 マルチアカウントに対応 複数のTwitterアカウ
喪主による出棺挨拶 2011/4/21 (原稿であり,実際の内容とは異なります) 故 原井郁雄は2人の子ども,3人の孫を残しました。長男として遺族を代表し,私が父の葬儀に参列いただいた皆様にひとことご挨拶申し上げます。 最初にお願いがございます。さる3月11日に東日本大震災が起こりました。亡くなった方、大切なものをなくした方、避難中の方のために黙祷・祈りを捧げたいと思います。(黙祷) 父は46年間,齋藤酒造で酒造業に携わりました。桃山町安芸山の家には40年間住んでいました。今回参列いただいた方々の多くは,このあいだの父の人生に関わっておられます。こうして父のためにお集まりいただいたことに故人に代わって厚く御礼申し上げます。父は自分の都合で何かを要求することの少ない人でした。おそら「俺の葬式に来てくれよ」と頼まれていた,という方はおそらく一人もおられないでしょう。父は同情を売ったり買った
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。「明けましておめでとう」ができなかった方、寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さがつづきますので、くれぐれもお体ご自愛ください。 さて1月1日です。お正月です。世間は正月といっても、テレビは特番ばかりでつまらないし、図書館は休館中だし、ゲームばかりしていても肩がこっちゃうし、観たいDVDも今はないし、混雑している場所へ出かけるのは億劫だし。そんな方もきっといらっしゃることでしょう(私は、かなりそれに近い感じかと予想できます)。 とはいえ、根がマジメなせいでそんな怠惰な自分がちょっとイヤになったり、家でみかんを食べながらゴロゴロしていたら太ってきそう……。そんなあなた! せっかくのお正月、せっかくのお休みですから、この機会に普段はできないこと、やろうともしないだろうなということにチャレンジしてみてはどうでしょう。しかし、基本的に人
というのがジャニス・イアンのat seventeenにあるのだが… ⇒http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20040522#p8 ま、大半の女性はブスとまでいかなくても、フツー。そして、男も同じようなもの。それになんというか、性格的な華みたいたものがあったりなかったりするが…それでも、大半の人間は、なんでこの世に生まれたのだろうか、さて、みたいな人生を、ま、それなりに快適にと、昆虫のように生活していく。無名で終わる。なにをこの世でなしたかもさしてわからず終わる。私も当然その一人である。堂々凡人である。 だからなのか、Ugly girl like meという心情が、変な言い方だが、不思議に思える。文学のなかには時たまこの感覚が現れる。 ブログとかでも思うのだが、自分の書くものなど、ゴミである。じゃ、ゴミでなければ商品かというと、そういう単純なものでもなく、ゴミ品質
最初に、このポイントレッスンで選んだ事項を、どういう基準、発想で選び、どう記述しようとしたかを明らかにしておきたい。選ばれた事項は、各回の講義の内容と非常に深い関わりをもつものの、講義そのもののなかでは、軽く言及されるにとどまったもの、あるいは文脈の関係で言及さえできなかったものに限定した。その意味で、ここに取り上げた事項は、本文を補足する、是非とも知っておいていただきたいし、また考えていただきたいものばかりである。いくつかの事項は、哲学事典や政治学事典の類に、より厳密な説明が記載さているので、それらを参照すればより正確な知識が得られよう。そこでこのポイントレッスンではむしろ各回の講義との連関に留意した説明を心がけた。 1)価値自由 20世紀の初頭に、ドイツで価値判断論争が行われた。歴史主義学派の経済学者シュモラーが倫理的理想を歴史的に把握し、この理想によって社会問題に実践的・政策的提言を
「ウルトラマン」に登場した怪獣に、ジャミラというのがいる。 数ある怪獣の中でも、バルタン星人やゼットンといった有名怪獣に並ぶくらいの知名度があるのではないか。それは登場した回の悲しいストーリーや、特徴的なフォルムによる部分も多いと思う。 しかし、ジャミラが私たちの心に刻まれている理由はそれだけではない。日常生活で自らをジャミラ化した経験のある方も多いはずだ。そう、ジャミラは心を超えて体にも刻まれているのだ。そういうわけで、改めて自らをジャミラ化するとともに、他の人にもジャミラになってもらいました。 (小野法師丸)
最近、日本語の文章で「だれそれは…と指摘した」というフレーズが目につくことが多い。なぜ目につくかというと、自分の語感では「指摘する」というのは一般に/ある人にとって意識されていなかった事柄をほかの人が言葉によって明らかにする、という含みがあるように思えるのに対して、そういった前提条件なしに書かれているように思える文章に遭遇したときに、引っかかりを覚えるからだ。例えば、下記のような例。 菅担当相は「(景気に対する)見方は、日銀とそう変わっているわけではない」と述べ、日銀と景気認識に違いはないと指摘した 韓国の哨戒艦沈没問題で「米中が共同歩調をとれるかが大きな要素だ」と指摘した (http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-15469220100524) 下のはそれほど違和感はないような気もするが、上のはちょっと引っかかる。 この記
(14) きっかけは一通のメール。 みっともなくたって、失敗したって、そのままの自分でいいんだ! 関西在住 Kさん(22歳・アルバイト) 15歳から20歳くらいまで、私は自分のコンプレックスにより精神的に完全に引きこもって過ごしてきました。18歳から、一人暮らしをしたので、物理的にも半ひきこもりになってしまいました。15歳くらいから20歳くらいまでの思い出はほとんどなく、部活、恋愛、人間関係、勉強、バイトなど、同世代の人たちがしていたであろうことをした憶えは特にありません。 20歳くらいのとき、それまでピーク時には週に三回ほどあったパニック発作も、落ち着いてきたこともあって、もう一度生きてみようと思い、バイトをしてみることにしました。そのバイトはかなりフレキシブルなバイトで、行きたい日に行って、社員さんのお手伝いをすればいい、といったものでした。これが私には良かったんだと思います。 誰か
「パワースポット」という言葉を最初に知ったのは、今年のはじめだった。 正確に言えば、1月の下旬。さるお笑いタレントと女性歌手の交際報道を通じて、だ。 件の二人は、アリゾナ州にあるセドナというパワースポットを訪れたのだという。 ワイドショーが伝えていたところによれば、若い男女が連れ立ってパワースポット行くということは、その二人が真摯な愛を育みつつあることを示唆するエピソードなのだそうで、つまり歌姫と芸人は「デキ」ているらしいのだ。 なるほどね。 私は、そのニュースを聞き流した。 プロモーションくさいと思ったからだ。 「モテ男」と「歌姫」の「婚前旅行」。「口説きの達人」による真摯な「交際宣言」。アタマから終わりまで常套句だらけ。文体が手垢でベカベカに光っている。読んでいて気持ちが悪くなる。 であるから、記事中に頻出していた「パワースポット」という言葉にも、あまり良い印象を抱かなかった。 「婚活
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