http://www.martinfowler.com/bliki/CodeSmell.html コードの臭いとは表層の兆候で、だいたいにおいてシステムの根深い問題に関係している。この単語はKent Beckが私のリファクタリング本を手伝っているときにはじめて考え出したものだ。 上記の簡単な定義では伝わりにくい点が2、3ある。第1に、臭いとは定義上、すぐに見つけられる――私の最近の表現だと嗅ぎつけられる――ものだ。長いメソッドはこれのいい例だ――十数行以上のJavaコードを見かけたら、コードを眺めただけで鼻がヒクヒクしてしまう。 第2に、臭いが常に問題の兆候というわけではない。長いメソッド方法でも問題ないものはある。そこに問題が隠れているのかを知るには、より深く眺めないといけない――臭い自体が根本的に悪いわけではない――それ自体が問題というよりは、問題の指標となっていることが多いということ