テスト駆動開発の過去・現在・未来 XP祭り2018 基調講演 2018/09/08 http://xpjug.com/xp2018-session-keynote/
みなさんこんにちは!ピクシブで唯一(?)のテストエンジニアの @shimashima です。 6月28日にTDDの伝道師として有名な t-wada こと和田卓人さんを講師として招き、1日かけてのテスト駆動開発(以下TDD)ワークショップを開催しました。 本日はピクシブ株式会社様にて、1日コースのテスト駆動開発ワークショップの講師を務めさせていただきました。ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました!— Takuto Wada (@t_wada) 2018年6月28日 今日はその様子を紹介したいと思います。 開催のきっかけ 開催のきっかけは、自分が実行委員を務めているJaSST '18 Tokyoにて和田さんによるTDDチュートリアルを聞いたことです。 このチュートリアルの登壇依頼を行なったのも私なのですが、恥ずかしながらそれまでTDDは話に聞いただけで、各地で開催されているTDD
テスト書くのが当たり前、だけど・・・和田:次に意味の希薄化ですね。『Test-Driven Development by Example』の出版から15年経ち、テストコードを書く人はすごく増えました。15年前は啓蒙期で、テストコードを書きましょう、テストコードの書き方はこういう感じですというのを頑張って啓蒙する必要があった。 でも、例えば今の若手プログラマーは普通にテストコードを書く。なぜなら既存システムにはテストコードが書かれているから、開発の継続、不具合の修正とか機能追加を行う際にテストコードを書くのが普通だし、テストコードが無いとレビューは通らないしみたいな話になって、テストコードがあるという生活は普通のものになっている。そうすると、なぜテストコード書くのかとか、本来こういうテストコードを書きたかったんだけどとか、こういうテストを書くべきなんだけどみたいな議論はだいぶ土俵から外れてし
前回に引き続き、和田 卓人(@t_wada)さんに、テスト駆動開発(Test Driven Development, 以下TDD)の1日ワークショップを2018/3/22(木)に開催していただきました! TDD ワークショップの開催概要などは前回の記事で述べているので、本記事では視点を変えて、TDDワークショップを活用するためにどのような準備/工夫をしたら良いか、という運営側視点での一風変わった内容を扱います。全員が対象となるわけではありませんが、特にTDDワークショップを運営としてこれから開催する皆様に役立つ情報になると思います。もし、TDDワークショップに参加者として参加する場合は、運営にこの記事のURLを送っておくと、より良い会になるかもしれません。 以下、運営における準備/工夫について述べます。 事前: 周知文言にテストフレームワーク/スイートに関する準備を含める ワークショップに
はじめに こんぬづは、これまでなんとなく見ていなかったんですが、ガールズアンドパンツァーを一気見した田中です。なぜでしょう、毎話目をぐしょぐしょにしながら見きってしまいました。ガルパンはいいぞ。 さて本題に入っていきましょう。今回からは付録Cを読んでいきます! この会の趣旨 この会の趣旨については、第一回のまとめをご覧ください。 それではまとめていきます。 付録C: ユニットテスト周辺の知識の整理とTDD拡張の試み 概要 ユニットテスト周辺の歴史や語彙を整理したり、内側と外側の回転があることについてまとめてあります。 話し合われた内容 GOOSに興味が出た TDDに流派があることを知った 「モックを活用すれば、(中略)設計の順番と時間を制御できることを発見しました。」とてもわかる。 ↑実装の要求レベル高いよね。設計にレイヤ構造を取り入れる考えとかが必要になるし。 付録C: TDDのTは「テ
テスト駆動開発の発売記念という建てつけの技術書の歩き方勉強会「テスト駆動開発」編 - connpassというイベントに参加した。 テスト駆動開発は2003年に翻訳出版されたのだが、絶版になっていて、先日、和田さんが訳し直して出版された。その経緯は新訳版『テスト駆動開発』が出ます - t-wadaのブログが詳しい。 ソフトウェア技術書の古典的名著を翻訳しなおし、復刊するという商業ベースにはなかなか乗りにくいことを敢行した和田さんとオーム社に拍手を送りたい。 再翻訳に当たって、1)サンプルのソフトウェアのバージョンを最新にした、2)判型を小さくした(持ち運びやすい)、3)サンプルコードの省略をやめ、コードの変更点を目立たせ、各章ごとにその時点の全コードを記載する、というような工夫を施した。 それによって、現時点でも非常に読みやすい構成になっている。 そして本書の最大の特長は、付録Cにある、和田
技術書の歩き方勉強会「テスト駆動開発」編(2017/12/05)
テストがなかった無法地帯のプロジェクトに自動テストを導入して、開発速度を1.7倍にした話をします。 自動テストがなぜないのか 自動テストのないプロジェクトには、そうなる理由が必ず存在します。よくみる理由は、「時間がないから1」「テストの書き方がわからないから」「無理やりテストを書いたつらい経験があったから2」といったものです。今回のプロジェクトの場合は、以下の2点でした: 自動テストの書き方がわからないから レビューがテスト代わりだったから まず、チーム編成が変わって私ともう一人がチームに加わるまで、実装者の中に自動テストの経験者はいませんでした。このような状況では、自動テストは困難になります。なぜなら、何をどうやってどこまでテストするかを決めるには、多少の慣れが必要だからです。この慣れがないと、何をしたらいいかわからないという状態に陥りがちで、結果として自動テストが後回しにされてしまいま
テスト駆動開発 和田卓人(t-wada)さんによる『テスト駆動開発』の新訳版が出版されました。 オブジェクト指向でソフトウェアを開発するのであれば、この本とマーチンファウラーの『リファクタリング』は必読書だと思います。この古典ともいえる『テスト駆動開発』が和田さんの手によって新訳版として復刊されたことは、ほんとうにすばらしいことです。 この本が出版された経緯と、和田さんはじめ関係者の方々のご努力については、和田さんの、このブログをぜひ読んでいただければと思います。 新訳版『テスト駆動開発』が出ます 新訳本は、単に原著が日本語で読めるようになっただけではありません。和田さんの手によって、原著にはない新たな価値が付け加えらました。 一つは、サンプルコードの工夫です。 できるだけ省略はしない変更箇所を目立つようにした各章末にその時点での全コードを記載する これらの工夫により、本に書かれた内容が、
ドーモ、社内ニンジャスレイヤー推進おじさんの id:kasei_san です。 先日、社内読書感想会を実施したところ大変良かったので、その紹介をいたします。 社内読書感想会とは? 技術書など、チームの皆が読んだ本について、知見を共有する会です。 何が良いの? 1人で読んだり、読書会をするのと比較して、以下の3つの利点があります! 読書会よりライト 本を読んだ人が付箋を書いて持ち寄れば、1時間もあればできます。 「気づき」を共有できる 本を読んでピンときた部分は人によって違います。 自分が気づかなかった、その本の良いところを他の人の感想を通じて教えてもらえます。 「疑問」を消化できる 自分一人では分からなかった疑問点も誰かが答えを知っているかも知れません。 全員が分からなかったら、それはそれで安心できます。 社内読書感想会のやり方 大体以下のような流れです 1. 付箋を書いてきてもらう 共有
[markdown] お初にお目にかかります。開発室の@ats05です。 10/27に、twadaさんをお招きしたTDDについてワークショップがありました。 当日の流れについては@niisan-tokyo氏がこちらの記事に書かれていらっしゃるので省略させて頂きます。 ## TDDを体験してみて twadaさんによるTDDについて講義の後、ペアプログラミングによるTDDを体験してみるワークショップのパートがありました。 TDDのメリット・デメリットなんかは既に様々な場面で議論されてきていることだと思いますので、 ここではあくまで私自身の主観的な感想を書いてみます。 テスト駆動開発というモノ自体は知っていたのですが、実行に移すことは今までありませんでした。理由としては、単純に私自身が「そんなことよりまず動かそうYO!」なスタイルだからですね。 TDDのサイクルは 1.機能の要件を満たすテストを
[markdown] こんにちはみなさん、@niisan-tokyoです。 先日 10⁄27 にt-wadaさんをお招きして、TDDのワークショップが開催されました。 t-wadaさんは最近ケント・ベック氏著の「テスト駆動開発(TDD)」についての書籍の翻訳を出版されており、 タイムリーなタイミングでワークショップが開かれたと思います。 言うまでもなく真ん中の方がt-wadaさんですね。 ちなみに、右側にいるのは昔の室長の@remoreです。 随分前に、彼もTDDについて精力的に推進しようと活動していたようです。 ## ワークショップの構成 今回のワークショップは以下のような構成でした。 * t-wadaさんによるTDDについての講義とデモ * ペアプログラミングとTDDの演習 * レビュー * 懇親会 ## t-wadaさんによるTDDについての講義とデモ 内容が盛り沢山だったので、詳細
関連サイト本書の関連ページが用意されています。 オーム社ウェブサイト内容紹介本書は、自分たちのコードに自信を持って開発を続けたいプログラマ、チームリーダー向けに、テスト駆動開発(TDD)の実践方法を解説した“Test-Driven Development By Example”の日本語版です。テスト駆動開発の考案者であるKent Beck自身によって書かれた原典を、日本におけるテスト駆動開発の第一人者である和田卓人氏が訳しました。 テスト駆動開発とは単にテスト自動化を行うことではなく、ユニットテストとリファクタリングを両輪とした小さいサイクルを回すことで不確実性を制御し、不断の設計進化を可能にする手法であることを、実例を通して学ぶことができます。 書誌情報 著者: Kent Beck(著), 和田卓人(訳) 発行日: 2017-10-20 (紙書籍版発行日: 2017-10-20) 最終更
テスト駆動開発の考案者 Kent Beck が記した原典『Test-Driven Development by Example』を新たに訳し直し、新訳版『テスト駆動開発』としてオーム社から復刊しました。ただ訳し直すだけではなく、初めての方にも旧訳版をお持ちの方にも読んでいただけるための工夫を凝らしました。 テスト駆動開発 作者: Kent Beck,和田卓人出版社/メーカー: オーム社発売日: 2017/10/14メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 電子書籍版は Kindle 版は Amazon Kindle ストア、 PDF 版と EPUB 版は 達人出版会 から発売されています。 テスト駆動開発 作者: KentBeck出版社/メーカー: オーム社発売日: 2017/11/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る テスト駆動開発【電
テスト駆動開発posted with amazlet at 17.10.12Kent Beck オーム社 売り上げランキング: 563 Amazon.co.jpで詳細を見る オーム社さまから電子書籍を贈本いただきました。ありがとうございます。 本書はテスト駆動開発(TDD)の原典で、たいへん有名な本です。が、自分は食わず嫌いで読んだことがありませんでした。 というか、TDD 自体もちゃんと理解したことがありませんでした。なんだろう、なんか怖かった。 そんな自分が今回この本をいまさら読んでみたら、なるほどこれは確かにいい本でした。なんというか、語りたくなる感じ。ということでご紹介。 紹介 テストとプログラムを交互に書いていく開発方法 TDD を、例題を用いて実演していく本です。 TDD というと「プログラムより先にテストを書く」というところだけ強調されますが、正直それではよくわからないのでし
_ @t_wadaとケントベックのテスト駆動開発 長らく絶版となっていたケントベックのテスト駆動開発(入門)が、オーム社から装いと訳者もあらたに再刊されて、しかも嬉しいことに、編集の森田さんから頂けたので早速紹介する。 くだくだしいことなどは後のほうで書くことにして(このページ群はおれにとってはその時考えたことなどを記す日記でもあるからだ)、まず本書の要点について書く。 原著は2003年、本書はそれの翻訳なので15年以上の歳月を経た準古典だ。何についての準古典かといえば、題名からわかるように開発についてで、なんの開発かと言えばプログラムだ。 一言で言えば、1人でプログラムを開発するときに、どのように開発へのモチベーションを維持しながら、開発そのものをゲーム化して楽しみながら(まあ、1人でプログラムを開発しようとした時点で、それはゲームなのだが、さらにルールをいくつか導入することでゲーム性を
はじめに 2017/08/01クラスメソッド秋葉原オフィスにて、t-wadaさんこと和田卓人さんによるTDDワークショップが開催されました! 先日、Nulabさんで開催されていたTDDセミナーを見て羨ましいなーと思っていたところ、クラスメソッドでも開催してくれる運びとなりました。ありがとうございます! ワークショップ開催の主会場は秋葉原本社でしたが、リモートで札幌、大阪をつなぎ地方のメンバーも参加することが出来ました。東京では一番大きな会議室が満員になるほどのメンバーが参加し、地方では札幌と大阪でペアを組んでペアワークに参加するメンバーもいたり、とても盛況でした。小室からは地方オフィスからの参加ということで札幌の様子を中心にレポートします。 札幌オフィスはモバイルアプリサービス部2名、製品開発部のメンバー2名の合計4名での参加でした。会議室にたくさんの人達が入っている東京とは異なり、こちら
テスト駆動開発 (TDD) の第一人者、和田卓人(@t_wada)さんによる社内エンジニア向けセミナーが行われました! こんにちは!Meggyです。2017年6月9日(金)、ヌーラボのエンジニア向けに、 和田 卓人 さん( @t_wada さん)による テスト駆動開発 のセミナー・ペアプログラミング実習が行われました! 日本のテスト駆動開発( 以下、TDD ) の第一人者である和田さんによるセミナーとあって、エンジニア陣はわくわく。当日は、福岡オフィスと京都・東京オフィスをオンラインで繋ぎ開催しました。 テスト駆動開発の第一人者、和田卓人(@t_wada)さん登場! テスト駆動開発 ( TDD :test-driven development ) とは、「①まず最初に、各機能に必要なテストを書き、②最低限の実装を行なったあとで、③コードを洗練させていく」開発手法のこと。コードを書いた後に
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