タグ

国際と歴史に関するtano13のブックマーク (25)

  • 超映画批評『海角七号/君想う、国境の南』90点(100点満点中)

    『海角七号/君想う、国境の南』90点(100点満点中) Cape No.7 / 海角七號 2009年12月26日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開! 2008年/台湾/130分/カラー/シネマスコープ/Dolby SR/配給:ザジフィルム、マグザム 監督・脚:魏徳聖(ウェイ・ダーション) 音楽:呂聖斐(リュ・ションフェイ)、駱集益(ルオ・ジーイー) 撮影:秦鼎昌(チン・ディンチャン) 出演:范逸臣(ファン・イーチェン) 田中千絵 中孝介 林暁培(シノ・リン) 全日人がみるべき作品 『海角七号/君想う、国境の南』という映画を考えるときもっとも重要なポイントは、「この映画台湾で爆発的にヒットした」(同国映画としては史上一位)という事実である。 ミュージシャンの夢破れ、故郷に戻ってきた青年(ファン・イーチェン)は、郵便配達のバイト中、あて先人不明郵便を発見する。それは日統治時代

  • 核兵器のおかげで戦争はなくなった : 金融日記

    8月6日は広島に原爆が落とされた日です。 それから3日後の9日には長崎に原爆が落とされました。 オッペンハイマーをリーダーにアインシュタインやボーア、フェルミ、ジョン・フォン・ノイマン、ファインマンと言った、物理学を勉強した人なら誰でも知っている天才たちが原子爆弾の開発プロジェクトに関わりました。 そしてこの人類の壮大な実験で広島と長崎の何十万人と言うひとが死んでしまったのです。 大変忌まわしく悲しい出来事でした。 このことが正しかったのかどうかと言う問いはあまり意味がないかと思います。 「正しい」と言う言葉に正確な定義はなく、それは必然的に政治的なものにならざるを得ないからです。 僕は不謹慎な言い方で気分を害する方もいるかと思いますが、結果的に核兵器は人類にものすごい平和をもたらしたと思っています。 核兵器が出来てから先進国同士の戦争と言うのは有り得なくなりました。 現在、この地球上には

    核兵器のおかげで戦争はなくなった : 金融日記
    tano13
    tano13 2009/08/10
    正確には「今までは起きなかった」と言えるだけ。
  • 戦争はなぜ起こるか2 マスコミと戦略が起こしたクリミア戦争  - リアリズムと防衛を学ぶ

    戦争はなぜ起こるか―目で見る歴史 (1982年)はテイラーという有名な史家が書いた著作です。原題は「HOW WARS BEGIN」。中身はタイトルの通り、戦争がいかに開始されるかを書いています。フランス革命戦争から冷戦までの主だった戦争を取り上げています。 何せテイラーの著作ですので、読み物としても面白く、多くの示唆を与えてくれます。戦争の原因は百万通りもあるとしても、その中で「錯誤」と「不合理」が含まれないものは一つもないようです。 前回はこのの「フランス革命戦争」の項を取り上げました。(前回) 今回は「クリミア戦争」です。私のような日人にはあまり馴染みのない戦いですが、ナイチンゲールが活躍したことで有名です。 ”遠因”だけで起こった戦争 もっとも弱い国からの宣戦布告 政府は平和を望んでいたのに、市民と新聞が戦争に突き進んだ 戦争を招いた戦略と思想の対立構造 構造とマスコミが国民を戦

    戦争はなぜ起こるか2 マスコミと戦略が起こしたクリミア戦争  - リアリズムと防衛を学ぶ
  • オールドファームとは何か?(その2:ベルファスト) - スコットランドから浦和を想う

    北アイルランドの首都ベルファスト。ロンドンから飛行機で約1時間の距離。 中心街にほど近いPolitical Districtと呼ばれるプロテスタントとカトリックのコミュニティには、政治的メッセージが込められたMuralと呼ばれる壁画が数多く存在する。 日人にとってはテロに限定されたニュースの印象から治安について不安なイメージを抱きがちだが、現在のベルファストは、両コミュニティの抗争の現場までもが観光名所となっている。ここを回るには、観光バスかBlack Taxisを使うのが便利。 Black Taxisとは地元のタクシードライバーによる観光案内で、コストは一台£25と観光バスの£10よりも値は張るが、希望を伝えればドライバーが柔軟に対応してくれる。じっくり話を聞けるのもメリットである。 ********** Black Taxiをチャーターして、まずはプロテスタント地区(Shankill

    オールドファームとは何か?(その2:ベルファスト) - スコットランドから浦和を想う
  • オールドファームとは何か?(その1:オールドファームと北アイルランド問題) - スコットランドから浦和を想う

    世界で最も激しいダービーと言われるオールドファーム。その激しいライバル関係はカトリックとプロテスタントの宗教対立に根ざすと言われている。 たしかにそれは事実であるが、特定の信仰を持たない日人にとっては、そもそも宗教が持つ意味、そして異なる宗教による対立がどのようなものか実感として理解し難い。 2年間Rangersのシーチケホルダーとしてオールドファームを計4回見る機会に恵まれた。 最初は熱狂的な雰囲気に圧倒され、単純に「凄い!」と思うだけだったが、スタジアムで歌われるチャントの内容や試合を取り巻く環境を知るにつれ、次第に試合を楽しむよりも、むしろスタジアムで見られる両ファンの憎悪に正直嫌気がさしてくるとともに、(自分が当事者でない事による)居心地の悪さを感じるようになってきた。それでも試合は見に行ったが。 ********** BBCが2005年に放送したオールドファームを取り巻くドキュ

    オールドファームとは何か?(その1:オールドファームと北アイルランド問題) - スコットランドから浦和を想う
  • 女性がほとんど裸体に近い格好で生活しているような民族というか部族がアフリカなどに存在しますが、 そこに属している男性たちはどのような性的志向を持ち、ど…

    女性がほとんど裸体に近い格好で生活しているような民族というか部族がアフリカなどに存在しますが、 そこに属している男性たちはどのような性的志向を持ち、どのような性生活を送っているのでしょうか? 例えば、彼らは女性の胸などに対して性的に興奮したりするのでしょうか?また、いわゆる「愛撫」をきちんと(?)行ったりするのでしょうか? アフリカなどでは女性の割礼も行われていたりしますが、そういったことに起因すること等を含めて、どのような性生活が営まれているか教えてください。

  • 北朝鮮の「人工衛星」雑感 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    【追記アリ】【もう一つ追記】 次の記事はとてもおもしろいので、是非参照してください。>「日北朝鮮に宣戦布告した件について」@media debugger 以下、それとは別の話をダラダラと。>するつもりだったんだけど、別の話にならなかったな。 日政府の主張は無理筋 北朝鮮がロクデモナイ国だということは知っている。日という国も、その質に多少の違いはあれども、かなりロクデモナイのも知っているけども、それはとりあえず措く。北朝鮮の「人工衛星打ち上げ」はミサイル技術の誇示以外の何物でもないとは思うが、公式に「人工衛星」と言い張っている以上、それを覆すだけの材料もないなら、「ミサイル」と言い張ることになんの益もない。そこに弾頭が取り付けられている、とでも言うならともかく。一方で、北朝鮮は宇宙条約に批准した上で、国際法上の形式を整えた上で「人工衛星打ち上げ」と言い張っている。これを「ミサイルだ」

    北朝鮮の「人工衛星」雑感 - モジモジ君のブログ。みたいな。
    tano13
    tano13 2009/03/31
    他国に日本がどう見られているかとかはおいといて「北朝鮮がロクデモナイ国」と思うなら銃口を向けられて「これはライターだ」と言われてもそれを下げろというのは当然でしょ
  • asahi.com(朝日新聞社):清代の銅像所有フランス人「中国が人権認めれば返す」 - 国際

    【パリ=飯竹恒一】中国・清朝時代に北京の庭園「円明園」から海外に持ち出された銅像の一部の競売に中国側が反発している問題で、仏デザイナーの故イブ・サンローラン氏とともに銅像を所有してきたピエール・ベルジェ氏(78)は20日、「中国が人権を認知するなら、中国側に返還してもよい」と述べた。  仏ラジオで語った。ベルジェ氏は天安門事件後に中国の反体制派をパリでかくまう活動にかかわったこともある。同氏は「中国側が考えるように贈り物のように返還するつもりはない」とも述べた。  一方、競売中止と返還を求めてきた中国側の弁護士らは20日、パリの裁判所に競売中止を求める処分を申し立てたことを明らかにした。AFP通信によると、ベルジェ氏らが所有してきた700点余の所蔵品の競売が3日間の日程で始まる23日に、裁判所の判断が出る予定だ。

    tano13
    tano13 2009/02/22
    もともとが略奪品だからな。中国からしたら侵略の謝罪の方が先だろと言いたいだろう
  • 「わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか」 - 琥珀色の戯言

    Asahi.comの記事「村上春樹さん、エルサレム賞スピーチでガザ侵攻を批判 - 文化」 【エルサレム=平田篤央】イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞が15日、作家の村上春樹さん(60)に贈られた。エルサレムで開かれた授賞式の記念講演で、村上さんはイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れ、人間を壊れやすい卵に例えたうえで「私は卵の側に立つ」と述べ、軍事力に訴えるやり方を批判した。 ガザ攻撃では1300人以上が死亡し、大半が一般市民で、子どもや女性も多かった。このため日国内で市民団体などが「イスラエルの政策を擁護することになる」として賞の返上を求めていた。 村上さんは、授賞式への出席について迷ったと述べ、エルサレムに来たのは「メッセージを伝えるためだ」と説明。体制を壁に、個人を卵に例えて、「高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵」を思い浮かべた時、「どんなに壁が正しく、どんなに卵

    「わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか」 - 琥珀色の戯言
  • 池田先生や木村剛さんが望むような経済政策を実行するとどうなるか - la_causette

    池田先生や木村剛さんが唱えるような新自由主義的な経済運営を行うと実際どうなるのかの実証例は,フリードマンの弟子たちに経済政策を委ねそして彼らを追い出すまでのピノチェト政権前期(1973-が典型的です。国有企業の民営化,外資導入の自由化はもちろん,年金や銀行の民営化,最低賃金制度の廃止,労働組合の禁止など,この期間,新自由主義者がやりたいことの多くが,反対者をがんがん虐殺することで,実現できていたわけです。 Iain MacSaorsa氏のこのページに依れば,その結果,チリの実質平均賃金は,1976年の段階で,1970年よりも35%低くなったとのことです。Iain MacSaorsa氏もafter nearly 15 years of free market capitalism, real wages had still not exceeded their 1970 levels.として

    池田先生や木村剛さんが望むような経済政策を実行するとどうなるか - la_causette
  • 4.郷土の不足とナショナリズム・ワンダーランド - どんな懐かしさをおぼえるとしても

    パレスチナが足りない 日のメディアではパレスチナ問題と旧ユーゴ紛争は、ともに『民族問題』と『宗教問題』として語られることが多い。いや、この表現は正確ではない。『民族』『宗教』という言葉が口にされた瞬間から、日人の多くは思考停止に陥ってしまい、『二千年にわたる宿命的対立』やら『一神教どうしの憎悪の関係』といった説明文句が登場すると、それで議論が打ち止めにされてしまう。 (四方田犬彦、『見ることの塩』作品社、p417) パレスチナ問題というかイスラエル問題というか、名前は何でもいいが*1、この問題の質というのはパレスチナが足りないことにあるように思う。 一方にイスラエルがいて「住民が全員ユダヤ人であるようなイスラエル国をパレスチナの地(あるいは、ヘブライ語で言えば「エレツ・イスラエル(イスラエル人の土地)」)に築き上げること」を目指している。そして他方にパレスチナ人がいて、「イスラエルが

    4.郷土の不足とナショナリズム・ワンダーランド - どんな懐かしさをおぼえるとしても
  • イスラエルのしっぺ返し戦略 - マーケットの馬車馬

    The Economistの先週号と今週号の記事を読んでいて「うまいこと言うなぁ」と思ったのは、イスラエルの戦略をtit-for-tat戦略であると表現していた点だ。Tit-for-tat戦略というのは、何らかの交渉事において、「とりあえず最初は相手と協力を試み、相手に裏切られたらこちらも裏切り、相手が協力する限りはこちらも協力し続ける」という、ゲーム理論ではおなじみのしっぺ返し戦略の一種だ。単純な割に効果の高い戦略として知られている(注1)。 実のところ、これはイスラエルの「抑止力戦略」そのものだ。敵国から攻撃を受けたら、あらゆる手段を用いてでも、倍返し三倍返しで反撃する。それを学んだ敵国は「イスラエルを攻撃すると後が面倒だ」と、攻撃そのものを控えるようになる。(原則としてこれは自衛のための戦略であるという点に注意。)この観点から見れば、死者の数に著しい不均衡が生じるのは、もともとの戦略

    イスラエルのしっぺ返し戦略 - マーケットの馬車馬
  • もしも東京がパレスチナだったら…(1) - media debugger

    予定では昨日のエントリーの続きを書くつもりだったのだけど、ふと思いついて、「もしも東京がパレスチナだったら」というシミュレーションをすることにしました。バグ取りとはちょっと別のダイアログを出した方が、伝わりやすい人もいるだろうな、と。 最初に断っておきますが、このエントリーは未完成です。重要な内容が飛んでいたりすると思います。そもそも東京の地理がよくわからんし。気づいたことがあればコメント欄でデバッグしてくださいな。長期的に加筆・修正していきます。 占領ノート―一ユダヤ人が見たパレスチナの生活 作者: エリックアザン,Eric Hazan,益岡賢出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 2008/11/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (10件) を見る http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/cp090101

    もしも東京がパレスチナだったら…(1) - media debugger
  • 酷似する村上水軍とタリバン | 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)

    アフガニスタンでは、NATO軍とタリバンが激戦を繰り広げています。 そのアフガニスタンでタリバンがなんと、NATO軍の輸送の護衛を行っているそうです。 NATO軍は民間の警備会社に、輸送を委託します。 しかし、その民間会社も、お金をタリバンに渡して、攻撃をまぬかれるわけです。 「タリバンの兵士らは職業がない。そこで、仕方なく、べるために、輸送部隊を襲う。しかし、たやすく、お金で攻撃をまぬかれることが出来る。」 お金を払わない警備会社には、厳しい攻撃が仕掛けられ、6月には、お金を払わない会社の車が襲われ運転手7人がみせしめにされた、というわけです。 タリバン兵士は、今は、輸送車に乗って、警備に当たっているという有様です。 ☆Taleban tax: allied supply convoys pay their enemies for safe passage http://www.tim

  • マルタ: アラブの香り漂う地中海の島とアフリカ移民:日経ビジネスオンライン

    この島を初めて訪れたのは随分前のことだが、車窓から夜景を眺めながら、少なからず衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。まるで、アラブ世界に迷い込んだような錯覚を覚えたからである。 それもそのはず、この国は、9世紀から12世紀までのおよそ250年間はイスラム帝国の支配下にあったからだ。現在はカトリックの国であるが、イスラム帝国支配の影響は建築物など、今でも街の至る所に見受けられる。 マルタは、国際政治の世界でも歴史的に有名な場所である。1945年のヤルタ会談で事実上始まった東西冷戦は、89年末にこの島で終結が決定された。ソ連の社会主義体制にひびが入り、ベルリンの壁の崩壊など、東側陣営が音をたてて崩れていく中、マルタ島沖に浮かぶソ連の豪華客船マキシム・ゴーリキーの船上でマルタ会談が行われた。 皮肉なことに、「ヤルタからマルタへ」というキャッチフレーズを生んだこの会談のわずか2年後に、ソ連は解

    マルタ: アラブの香り漂う地中海の島とアフリカ移民:日経ビジネスオンライン
  • 竹島(独島)問題 その3 | 雁屋哲の今日もまた

    私は「日全県味巡り」の一つとして、第98巻に「長崎編」を書いた。 その中で、対馬を訪れ、朝鮮通信使の話を書き、いかに明治維新以前の日は朝鮮(韓国)を文化的に高く評価し、こちらから頼んでまで、友好的な交流を続けていたか、改めて、日人に知って貰うことに努めた。 また、2005年には4万人弱の韓国人観光客が対馬を訪れ、日韓友好の窓口になっていることを強調した。 こう言う歴史的な事実を書くだけで、嫌韓派の人達は、あれこれ難癖をつけて来るのだが、そんなおかしな人達はほんの一部で、私の読者の大多数は、真面目に読んでくれて、これまで朝鮮通信使のことを知らなかった、書いてくれて良かった、と言う声を色々なところで聞いた。 私の書いた「美味しんぼ」長崎編の対馬に関する話は、日人の中に確実に韓国に対する好感を強めた。 しかし、その対馬で、私が顔を背けざるを得ないようなことを、韓国人がしてくれた。 何があ

    竹島(独島)問題 その3 | 雁屋哲の今日もまた
  • 北京オリンピックに思うこと - 内田樹の研究室

    今朝の新聞を読んだら、新彊ウイグル地区で爆弾テロがあった。 北京オリンピックは果たして無事に開催されるのであろうか。 毎日新聞に三ヶ月おきに書いている「水脈」という時事エッセイの締め切りなので、そのことについて書く。 北京オリンピックについては、二ヶ月ほど前に TBS の報道研究誌に寄稿を求められて、少し長めのものを書いたことがある。 あまり人目に触れる機会のない媒体であるから、その後半部分をここに転載しておく。 友人のビジネスマン平川克美くんは「中国人が北京オリンピックで失うものは、日人が東京オリンピックで失ったものの10倍規模になるだろう」と予測している。私の実感もそれに近い。 中国の人々が北京オリンピックで失うものは私たちの想像を超えて巨大なものになるだろう。 こういう国家的イベントによって失われるものは「かたちのあるもの」ではない。むしろ、「かたちのないことが手柄であるようなもの

  • 2008-06-15

    秋葉原の事件を評してこれまでにも何度も繰り返されてきた通り魔犯罪である、とりたてて驚くまでもないのである、といった意見を散見する。犯罪そのものを眺めればそりゃそうだ、というしかない。人間の行動はそんなに変わらない。これは確かなことだ。弁慶だって京都の橋で夜な夜な通り魔を行っていた。かくなる人間の質に対する悟性をもってすれば、秋葉原の通り魔にしたって驚くに値しない、というような意見は、しかしながらなぜわれわれが秋葉原の事件に感情の琴線をひかれてしまうのかということを説明しない。 決定的に異なっているのはログがウェブに公開されていた、という点である。ウェブをうろうろしている人間はそこにアクセス可能であった、知ることができた、しかしながら看過した、という点において当事者ポテンシャルの違いが決定的に生じている。ウェブにアクセスしている、という作動において、現場にいあわせた(かのような、ということ

    2008-06-15
  • メディアで憎悪を増幅してはいけない!:日経ビジネスオンライン

    この連載では「情報の環境問題」をキーワードにCSR(企業の社会的責任)の問題を考えているわけですが、情報環境問題が破壊的な影響を及ぼした例として、ファシズムのメディア統制やとりわけ大虐殺、つまり「ジェノサイド」を挙げることができます。 20世紀に入って、人類は少なく見積もっても4回、100万人規模の人間集団を地上から根絶やしにする「ジェノサイド」を引き起こしました。第1はオスマン帝国によるアルメニア人大虐殺(1915~16)、第2はナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺とスターリン時代のソ連による大虐殺(1941~45~…)、第3はクメール・ルージュによるカンボジアでの大虐殺政策(1975~79)、そして第4はルワンダ大虐殺(1959~94)です。 ナチスやスターリニズムは既に過去の歴史となって久しいですが、ルワンダのケースはごく最近起こったことです。実はいまだ裁判も終わっておらず、大虐殺につ

    メディアで憎悪を増幅してはいけない!:日経ビジネスオンライン
  • 竹島は日本の「固有領土」ではありません - toremokoの日記

    こんなニュースを見つけた。どうやら文科省が竹島を日の固有領土であると教えることを強制しようとしてるらしい。一連のナショナリズム喚起策の一環であろう。以下朝日の報道。 竹島、日の領土と明記へ 指導要領解説書で文科省方針 2008年05月18日21時04分 文部科学省は、12年春から全面実施される中学の改訂学習指導要領の解説書で、韓国と領有権をめぐって争いのある竹島について「我が国固有の領土」と明記する方針を固めた。解説書は7月ごろまでにまとめる予定。法的拘束力はないが、教科書編集などに影響を与えそうだ。 中学の現行指導要領は「北方領土が我が国の固有の領土であることなど、我が国の領域をめぐる問題に着目させる」と書いてあり、改訂後も変わらない。改訂にあたっては、自民党の一部から「竹島も明記すべきだ」との声が上がり、文科省が公募した意見でも同様の主張が数多くあったが、日韓首脳会談で「シャトル外

    竹島は日本の「固有領土」ではありません - toremokoの日記