ムッシュ柴田氏によるフロム・ザ・パドック。今回はバーレーンで話題をさらった、ある意味MVPとも言えるロン・デニス御大を徹底追跡しております。 ○ ○ ○ ○ ○ スペイン国王から退位し、ご隠居となったファン・カルロス1世がバーレーンGPを訪問、カルロス・サインツ・パパと親しく談笑してました。確か1年前にも、ここに来てましたね。昔から大のF1ファンです。 こちらは、バーレーン王室の皇族の人々。ニキ・ラウダが、しばらく話し相手になってました。 王様と言えば、マクラーレン王国を率いる帝王ロン・デニスは、最近いっそう独裁ぶりに磨きがかかってるみたいです。初日のフリー走行2回目でのこと。欠場したフェルナンド・アロンソと、レーシングディレクターのエリック・ブーリエが「何ごとなんだ?」とガレージのほうを見ています。 するとロン・デニスが、ふたりに近寄ったかと思うと、ブーリエに向かって激しい口調で何やら、