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ブックマーク / www.bookbang.jp (4)

  • 【『図書室』(岸政彦著)刊行&『劇場』(又吉直樹著)文庫化記念対談 前篇】表現するって恥ずかしい | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

    沖縄や生活史が専門の社会学者であり、最近は小説も好評を博する岸政彦さんと、芸人としての活躍はもちろん、小説家としても『火花』『劇場』と話題作を刊行してきた又吉直樹さん。神楽坂la kaguで行われたお二人の対談を二号にわたりおとどけします。 *** 岸 『劇場』が文庫になりましたが、映画化も決まったんですね。 又吉 山崎賢人さんと松岡茉優さんが出演して、来年公開の予定です。 岸 原作者としてカメオ出演とかなさるんですか。 又吉 いえ、まったくお声がかからなかったです(笑)。僕が出ても邪魔になるでしょうし。 岸 『劇場』、読ませていただいて最初におっと思ったのが、飲み会で主人公の永田がほかの劇団員ともめる場面で、劇団員の辻という男の描写があって、〈地味な男だったが、特徴のある高い声をしていて、どうしようもなく目立つ時があり、よく芝居の邪魔になった〉。こういうテクニカルな描写が僕はすごく好きな

    【『図書室』(岸政彦著)刊行&『劇場』(又吉直樹著)文庫化記念対談 前篇】表現するって恥ずかしい | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-
    tskk
    tskk 2019/10/25
    “又吉 お客さんも、どう受け取ったらいいのか分からないだろうし。本物の社会学が始まったのかな、みたいな(笑)。 岸 あれはマイノリティの象徴なんじゃないか(笑)。”
  • 第21話 大家さんと戦争 | 大家さんと僕 これから | コミックエッセイ | Book Bang -ブックバン-

    お笑い芸人。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。

    第21話 大家さんと戦争 | 大家さんと僕 これから | コミックエッセイ | Book Bang -ブックバン-
  • またも“不祥事”、古市憲寿と落合陽一の対談が大炎上 | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    文學界 2019年1月号 また不祥事である。 今回は文芸誌1月号が対象だが、〆切の都合で他の文芸時評よりだいぶ遅れて書かれている。後発を利点に事件を追うことにしよう。 不祥事とは、『文學界』が載せた、社会学者・古市憲寿とメディアアーティスト・落合陽一との対談「『平成』が終わり、『魔法元年』が始まる」に端を発する騒動である。超高齢化社会と社会保障費、安楽死や尊厳死について語り合った箇所があるのだが、これが磯崎憲一郎の朝日新聞文芸時評で批判的に取り上げられたのを機に大炎上した。 財政破綻を所与の前提に、古市が「財務省の友だち」と検討したところコストがかかっているのは終末期医療最後の1ヶ月だからここを削ればいいと切り出し、「『十年早く死んでくれ』と言うわけじゃなくて、『最後の一ヶ月間の延命治療はやめませんか?』と提案すればいい」(古市)、「保険適用外にするだけで話が終わるような気もする」(落合)

    またも“不祥事”、古市憲寿と落合陽一の対談が大炎上 | レビュー | Book Bang -ブックバン-
  • 第8回 七月の焼茄子 | 連載 | ジェーン・スー「生きるとか死ぬとか父親とか」 | Book Bang -ブックバン-

    題字・絵 きくちまる子 七月の終わり、父と私はいつものファミレスでいつものように向かい合い座っていた。目がチカチカするほどの暑さのなか、墓参りへ行った帰りだった。父は珍しくトマト味のパスタをオーダーしたが、それ以外はすべてがいつもと寸分違わぬルーティーンだった。大きく違ったのは、四十三年この男の娘として生きてきて初めて、父の戦争体験談を聞いていることだった。 東京の郷三丁目あたりに住んでいた父と家族は、疎開先で空襲にあった。昭和二十年七月十七日、未明の沼津大空襲だ。沼津には軍需工場が多く、それ故に標的となったらしい。なんともやるせない話だ。当時、父はまだ小学一年生だった。 親子だからこその馴れ合いと気恥ずかしさで、私は普段から父にぞんざいな口を利く。今日はそれに好奇心が加わって、せっつくように問いを重ねた。 「『贅沢は敵だ!』って当にみんな言ってた?」 「そうだよ。そうやって言

    tskk
    tskk 2017/08/17
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