良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方 著者 雨宮美季,片岡玄一,橋詰卓司 著 発売日 2013年3月19日 更新日 2013年3月19日
デブサミ関西2012での講演内容まとめ はじめに 今月、GOOS日本語版が発売されました。 実践テスト駆動開発 (Object Oriented SELECTION) 作者: Steve Freeman,Nat Pryce,和智右桂,高木正弘出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2012/09/14メディア: 大型本購入: 4人 クリック: 262回この商品を含むブログ (31件) を見る継続的デリバリーに続き、高木さんと一緒にお仕事をするのはこれで二冊目です。今回も多くの人に助けられて、目標としていたデブサミ関西での出版にこぎつけることができました。関係者の皆さま、どうもありがとうございました。 講演では触れませんでしたが、ここで「実践テスト駆動開発」というタイトルの由来について少し書いておきます。原書のタイトルはご存じの通り、"Growing Object-Oriented Softwa
Grouped(邦題:ウェブはグループで進化する)という本が、なかなか面白かい。 著者は、マーケティング論の定説となっている「インフルエンサーによるバズ」は幻想にすぎないと切り捨てる。ソーシャルWEBは5〜10人の小規模グループが、いくつも重なることで形成されており、インフルエンサーの影響は思われているよりもずっと小さいと言う。実際にはソーシャルグループを繋げるのは無数の数多くの人々であり、如何に彼らの感情を喚起していくのかが重要なのだという。 ちなみに著者のポールアダムスは、サイクロン掃除機のダイソンでプロダクトデザインとUXをやった後、GooleでGoole+に参加し、現在はFacebookにいるというなかなか凄い経歴の人。本書はそんな著者が、ソーシャルウェブとは何か?というテーマについて書いた本だ。しかも執筆をGoogleからストップかけられ、Facebook移籍後に出版してた、いわ
私はすばらしいコードを「エレガントなコード」と呼ぶ@HIROCASTERでございませう。 まず、はじめに。本書はハッカーは読まなくて良い。普通のプログラマに読んで欲しい。 デザインパターンやリファクタリングよりも、本書に書かれていることの方がプログラマは毎日考えて、意識してコードを書くのだ。 よって、普通のプログラマならば本書を読んでおきたい。普通のコードを書く人にオススメの1冊だ。 例えるならば、バク転や月面宙返りをする方法ではなく、日常的におこなわれる「歩く」という行動に着目し、姿勢良く、美しく、シッカリ、確実に歩くための方法が書かれている。 本書の目的は、君のコードをよくすることだ。 「良いコード」の定義とは、コードを読んだときに最短で理解できる様に書かれていることである。そう、本書は伝えている。 では、良いコードを書くための方法を具体的に学んだり、教えられたりしたことはありますか?
インフラ系のエンジニアは、あまりリファクタリングとかクラス構造といった視点でコードを読む機会が少なくて、勢い作ったスクリプトやツールはそれはそれはひどいものになりがちです(体験談)。 僕もエンジニアになって以来、まともなコードなんか書いたことなくて、従ってる原則といえば、「グローバル変数は悪」とか「短いことはいいことだ」とか「コメントは書かない方がいい」とか、なんか学生の時にたまたま目にしたよくわからない何かに従ってる程度。 少し大きい規模を書き始めると、昨日の自分と今日の自分で命名規則が全然一貫性なくて、「getHoge()」と「makeFuga()」がおんなじようなことをやってたりしていつも嫌悪感に駆られてました。 ちょうど 1000 行くらいのアプリ書いてたところだったので毎日吐き気をこらえながら「まずは動くものをつくるんだ。全てはそれからだ」と言い聞かせて汚いコードをゲロゲロしてた
技術評論社さんから『Webエンジニアのためのデータベース技術[実践]入門』(以下DB技術[実践]入門)を献本いただきました!ありがとうございます! 内容 内容は、SoftwareDesignや、Web+DB PRESSでの連載していた内容のまとめということで、読んだことのある内容が多いのかなと思って早速読んでみたのですが、 実践。の名前は伊達じゃないなーとおもったのが率直な感想です。ビックリしました。 Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus) 作者: 松信嘉範出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/03/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 20人 クリック: 486回この商品を含むブログを見る B2Cサービスに近い部分でのデータベース構造についてや、データベースを使用する際のハードウェアに関する知識、サービス運
「ソフトウェアのプロになるには本書が必要だ!」と、ボブおじさんがおっしゃっております。 このボブおじさんは、あの有名なアジャイルマニフェストにも名前を連ねているRobert C. Martinです。 プロとしての最低限必要な知識、姿勢、規律など、教育を受けたり学んだことがあるプログラマはあなたの現場に何人ぐらいいるでしょうか? 今こそ、本書を取って、プロとしての道を歩み始めて欲しい。(amazonでずっと売りきれだったけど、やっと入荷したようだ。すぐに売り切れそうではあるが…) プログラミングの練習僕はプログラミングの練習というのを意識的にあまりやったことが無い。日本だとTDD Boot Campなどでおこなわれる小さなテーマでプログラミングをおこなうことである。本書の6章に練習について書いてる。 個人的にはRubyKaigiで、ペアプロした外人が、これはToys Programmingと
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の、というより僕としては「構造構成主義」の西條剛央先生が書かれた渾身の一冊。つい先日購入したので、仕事が終わらずクタクタの朝方に読み始めたら一気に通読してしまった。あまり僕の周りのクラスタにはリーチしてない気がするのですが、割と広範囲な人に読んで欲しいなぁと思いました。ので、多少スピリチュアルですが書評を書くことにしました。ちなみに、印税と売上の一部は被災地支援に使われるそうです。 印税全額はどのような復興支援に使われるの? — ふんばろう Wall Paper いくつもの側面 この本はいくつかの側面から見ることができて、そのどれもがすごいなぁと思います。どの側面から関心を持って読み始めたとしても、他の側面の知見も得られる良書です。 東日本大震災のルポルタージュとしての一面 何はなくとも、西條先生自身が何度も脚を運び、実際の被災者の方の声を聞いて活動して
わたしは「編集者」だということに気づかされた一冊。 そして、より良い「編集者」を目指すことは、わたしの人生をより良い作品にしていくことなんだというメッセージが届いた「あなたの人生があなたの最高の編集物なのです」。職業としての編集者(エディター、デザイナー、プランナー)に限らず、「人生を編集したい」、そんな方にオススメ。 著者は菅付雅信、第一線で活躍する編集者だ。出版からウェブ、広告、展覧会までを手がけ、「編集」というより「企画」「デザイン」「コンサルティング」に近いクロスオーバーな役割をこなす(その仕事っぷり)。 そんな一流人が、編集の原則/本質を惜しみなく開陳する。ブログを書いて、ときどきイベントを企画するわたしにとって、ありがたいエッセンスで満ち溢れている。書く対象やプランを検証する優れた手助けとなった。 たとえば、「編集とは、『だれかに、なにかを、魅力的に伝える』という目的を持った行
書籍「Android Security 安全なアプリケーションを作成するために」は既に各方面で絶賛されているように、Androidアプリケーションの開発者には必携の書籍だと思いますが、新しい分野だけに、首をひねらざるを得ない箇所もありました。このエントリでは、同書第10章「暗号化手法」から共通鍵の生成方法について議論します。 はじめに 書籍「Android Security」(業界では「タオ本」と呼ばれているので、以下タオ本と記述)の10章では、端末内のファイルを暗号化して保存する手法について説明されています。その際に問題となるのが、鍵の生成と保管の方法です。スマートフォン端末、とくにAndroid端末は、アプリケーションのリバースエンジニアリングとルート化の可能性は常にあるため、あらゆる場合にも破られない暗号化というものはありません。このため、守るべき情報資産と、想定する脅威(言い換え
初めてこの本を読んだとき、強い衝撃を受けた。クラクラと眩暈がするほどだった。 一度目の衝撃から時間が経ち、もう一度じっくり読み返したくて再読した。 やはり素晴らしい本だった。一度読んでいるので「衝撃」はなかったが、代わりに「ずしり」と感じる「重さ」を残してくれた。 前回は衝撃を受けた直後に思いのままにレビューを書いてしまった。 今回は時間がなくてなかなか本を手に取ることができない皆さんのために、僕なりに「10分で読める「箱」脱出10ステップ まとめ」という形にまとめてみた。 さっそく始めよう。 1. 「箱」とは何かを知る さて、そもそもこの本で言う「箱」とは何なのか。そこから説明しよう。 「箱」は僕らの心の状態を示すものと考えてもらいたい。 「箱」に入っている状態とは、端的に言えば心が閉じている状態。 「箱」から出ている状態とは、言い換えれば心が外に向かって開いている状態。 そう考える
一時帰国中に話題のビッグデータビジネスの時代を読みました。 Big Dataというのがクラウドに次ぐバズワードだと言われています。しかし本書をそのような流行の一端として片付けるのはあまりにもったいないです。というのも、読めばわかりますが、タイトルはあくまで釣りで、内容は基本に忠実且つ広く深いITビジネス書だからです。 「びっぐでーた」をテーマに語られる事例は数知れず、ヤマトのIT戦略やコマツのGPSがいかに中国の市場を押さえているか、無料風俗をネット配信するビッグシスターの例など、プロだからこそ仕入れている情報からそういうのどこで知るんだろう的なクリエイティブな話題まで、ちょっと逆立ちしても敵わないなという漫談の数々が飛び出します。 ビッグデータビジネスの時代 堅実にイノベーションを生み出すポスト・クラウドの戦略 鈴木 良介 翔泳社 2011-11-09 売り上げランキング : 6238
内容:ヒナの雌雄を瞬時に鑑別する力が、記憶力と関係していると言われたら、「なぜ?」と思わずにはいられない。本書は、記憶とは一見関係がないように思える、意外な例えを巧みに用いた、記憶力をめぐるドキュメンタリーだ。 ヒナの雌雄を瞬時に鑑別する力が、記憶力と関係していると言われたら、「なぜ?」と思わずにはいられない。本書は、記憶とは一見関係がないように思える、意外な例えを巧みに用いた、記憶力をめぐるドキュメンタリーだ。 本書の著者は、「普通の記憶力」から「全米一の記憶力」の持ち主になった。桁外れの記憶力を手に入れるために、著者は多くの「記憶術の達人」と出会い、その技術を学ぶことになる。達人たちは、皆たいへん個性的で、そのやりとりはまるでドラマを見ているように展開される。 記憶力は訓練次第で良くなるようだ。だが、本書を読めば、その訓練が簡単なものではまったくないことが分かるだろう。自分が興味のある
現在、somode shopを停止し、ご迷惑をお掛けしております。 復旧は未定となっております、ご理解とご容赦の程をお願い致します。 Raise A Hope Project Artist : Various Artists Art work : yoneco Buy : beatport Release Date : 2012/03/11 Setakamuy Artist : Tomoyuki Sakakida Art work : Daisuke Sasaki Buy : somode shop Release Date : 2012/02/10 Community Artist : Calla Soiled Art work : Daisuke Sasaki Buy : beatport Release Date : 2011/11/10 Blackcurrant Artist :
書籍『Unity入門』紹介サイト 突然ですが、Unityの入門本を書きました! ようやくいろいろ確定してきたので告知します。10/1にソフトバンククリエイティブより発売予定です。 「Unityって興味はあるけど、まだ触ったことはない」とか「とりあえずインストールはしたんだけと、どこから手付けたらいいか分かんなくてー」とか、そんな感じの人に向けた内容になっています。いわゆるチュートリアル本ですね。 この本では、Unityの諸機能を体系的にまとめるということは敢えてしませんでした。その代わり、ゲームの作例解説をできる限り充実させています。Unityの使い方とは、個々の機能の中よりも、それをどう使うかというノウハウの中にあると考えたからです。それを学ぶには、実際に使う場面を体験していくしかないでしょう。 そんなわけで、とにかくUnityの世界を手っ取り早く体験してみたいと考えている方々におすすめ
来週には RubyKaigi ですが、Ruby とは全く関係ない話題。 半年前にレビュワーを募集していた Software Abstraction 翻訳本ですが、とうとう発売されることになりました。今月中旬には書店に入るはずで、今日私の手元にも見本が届いたところです。みんな各自 100 冊くらい買ってください。 抽象によるソフトウェア設計−Alloyではじめる形式手法−posted with amazlet at 11.07.08Daniel Jackson オーム社 売り上げランキング: 35132 Amazon.co.jp で詳細を見る↑アフィリエイト注意。みんな絶対クリックするなよ! Alloy とかいう形式手法の教科書です。Alloy でソフトウェアの仕様を形式的に記述して検証とかして、上流設計をうまいことこなしてください。 有界モデル検査とか言うと敷居が高く聞こえるかもしれません
g1gcGCLoverのみなさん、お待たせしました。 GC本のスピンオフとなる新著、『徹底解剖「G1GC」 アルゴリズム編』が発売中です! 達人出版会様の以下のページからご購入下さい。 なんと600円です!!! もうすぐにでもポチっちゃってください!!!!! 徹底解剖「G1GC」 アルゴリズム編 - 達人出版会 どういう内容なの?まえがきをみるとよくわかります。 今回はOpenJDK7(いわゆるJava7)に新しく実装された「G1GC(Garbage First Garbage Collection)」というGCの謎を解明していきます。 G1GCの大きな謎として「GC停止時間を予測できる」というのがあります。本書 ではその謎の回答を何十ページもかけて解説しています。 G1GCについて書かれた資料として、Detlefsらの英語の論文(Detlefs04)があ ります。 ところが、これは謎
O'Reilly Radar で、The Architecture of Open Source Applications という本のことを知る。 内容は書名通りオープンソースアプリケーションのアーキテクチャの解説書だが、章タイトルにオープンソースソフトウェアの名前が並んでおり、つまり一般論でなく具体的なアプリケーションのアーキテクチャを解説する本になっている。取り上げられているアプリケーションも Sendmail や Bash といった歴史あるものから、Asterisk や NoSQL といったあたらしめのものまで幅広い。 しかもクリエイティブコモンズの Attribution 3.0 ライセンスの元で全文オンライン公開されている。これはありがたい。 早速中国語、ポルトガル語、スペイン語への翻訳作業が始まっているようだが、どなたか日本語訳プロジェクトを立ち上げる人はいないかしら? [追記
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