BPM ベースのソリューションにおいて、どういう時にルールを利用し、どういう時に手続き型のコードを利用するのが適切か、あなたはどうやって決めているだろうか?最近、haley.com(サイト・英語)の創設者であり会長でもある Paul Haley(source)氏がこの問題に関してヘルプを求められた(source)ようである。 最近、エンタープライズアーキテクチャグループ内の一部の戦略的な人たちから、ルールをもっと自分たちの組織に関連付けたいと依頼があった。ルールをどう いう時に中間レイヤに組み込み、どういう時にサービス内にカプセル化するのかということから、理想的な利用事例と参照実装まで、彼らの関心は多岐にわたっ ていた。そして、ルールを BPM および BI と結びつけることに特に興味を抱いていた。 従来の IT の考え方は BPM の乱用をまねく手続き型のコーディングに偏っていると Pa
これらのビジネスルールは新しいものではありません。多くのビジネスソフトアプリケーションの中核となるビジネスロジックです。もしあなたが開発者なら、こうしたルールは要件のサブセットとして表現されているのを何度となく見たことでしょう。これらは、"月曜日は、3つ以上のご注文で20%のディスカウント"や"スーパースポーツ・バイクでは、16才の男性に保険を掛けることはできません"といった文章に似ています。 ルールエンジン間の主な違いは、こうしたルールがどう表現されるか、です。プログラムの中に埋め込まれる代わりに、これらはビジネスルールの書式に符号化されます。この書式はルールエンジンごとに違っています。 ルールエンジンは、何の制限も受けていません。ルールを管理するための、他のツールと一緒にリリースされることがよくあります。一般的なオプションとしては、生成、デプロイ、保存、バージョニング、そして個別もしく
JBoss Rulesをはじめ、Jess、ILOG JRulesなど、ルールエンジンは商用/OSSを問わずいくつか出回っている。ルールエンジンは、SOAの文脈でもよく登場する。しかし、実際のところどうやって使っていいか、なかなかイメージが湧きにくいミドルウェアでもある。 Ronald G. Rossという人が、「ビジネスルールアプローチ」という手法を以下の書籍で提唱しているのだが、その中でルールエンジンの使い方を体系的に分類しているので、参考になる。 Ronald G. Ross, Principles of the Business Rule Approach (Addison-Wesley Information Technology Series) 1. 拒否機能(Rejector)・・・ルールに違反したイベントを棄却する 2. 生成機能(Producer)・・・イベントから何かを生
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