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ブックマーク / forbesjapan.com (1)

  • 9.11から20年 アメリカ上空にいた私が見た異変 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    2001年9月11日、米同時多発テロ発生時、私はニューヨークまで90分ほどの上空にいた。 成田を出発する朝、台風による遅れはあったもののジョン・F・ケネディ空港行の全日空NH10便は、順調な飛行を続けていた。客室に備え付けられた前方の大きなスクリーンには、搭乗機がそれまで東京からニューヨークに向けて順調に飛行している軌跡を地図上に描き出していた。 予定では、現地時間午前10時30分到着だった。 ちょうど眠りから覚めたその時、私は異変に気づいた。スクリーン上の機影はエリー湖の上空に差し掛かったところで突如小さな旋回を始めた。ニューヨークへのフライトが一度や二度ではない者にとって、旅客機が着陸時でもないのに上空で旋回運動を行うのは悪い兆候だとわかった。 2回目の旋回に入った時、頭をかすめたのは「ハイジャックされたか」という予感だった。 状況を確認しようと、乗員を呼び止めようとするが、なぜか誰も

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