関西経済活性化の拠点として期待される大阪駅北エリアの再開発。 なかでも重要な役割を担うのが大阪駅開発プロジェクトの一つ、JR大阪駅リニューアル工事と、その象徴とも言うべき大屋根工事です。 5月4日グランドオープンしたノースゲートビルディングには、初日だけで50万人が訪れ、ダイナミックな大屋根にも熱い視線が注がれました。 この大屋根に採用されたのが「ヨドルーフ200」。 ホームをはさんだ南側と北側をつなぐように架けられた大屋根は全長約100m、東西の幅は約180mにもおよびます。 屋根の総重量(トラス部分等を含む)は約3500トン。 その巨大な建造物を、1日1500本以上の列車が行き交うホーム頭上に建築するという、過去に類を見ない難易度の高い工事をいかにして成功へと導いたのか。歴史的プロジェクトを、施主、施工、当社設計・施工管理それぞれの立場から語っていただきました。 大阪駅北地区開発の機運