ことし9月、静岡県牧之原市の認定こども園で、3歳の女の子が通園バスの車内に置き去りにされ熱中症で死亡した事件で、警察は5日に、バスを運転していた当時の園長ら4人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。 ことし9月5日、牧之原市にある認定こども園「川崎幼稚園」の駐車場に止められた通園バスの中に園に通っていた河本千奈ちゃん(3)が、およそ5時間にわたって置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなりました。 この事件から3か月となる5日、警察はバスを運転していた、増田立義元園長(73)と、いずれも女性で、76歳の元乗務員、それに、クラスの47歳の元担任、26歳の元副担任の合わせて4人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。 警察によりますと、9月中旬にバスを現場の駐車場に止めて行った検証では、車内の温度が45度を超えたことが確認されました。 さらに、元園長と元乗務員は車内の確認を怠ったうえ、元担任