東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会がIOC=国際オリンピック委員会の総会で準備状況を報告し、削減した大会経費がこれまでにおよそ4500億円に上ったことなどを説明しました。 この中で、武藤事務総長は、これまでに削減した大会経費がおよそ4500億円に上ったことや、大会ボランティアに3万人を超える応募があったことなどを報告しました。 これに対しシリアのIOC委員から、どうしてこれだけばく大な経費を削減できたのか理由を示してほしいという質問が出され、武藤事務総長は会場の建設費や施設の借用期間を見直したことや、テスト大会を縮小したことなどを理由としてあげていました。 その一方で、暑さ対策や会場計画の変更などに伴い増加している経費もあり、1兆3500億円としている大会経費は変わりないとしています。 報告を終えたあと武藤事務総長は取材に応じ、「もっともっと削減しないとその枠に収まらない可能性が