ワオキツネザルの親子 まるで人間の家族のようですね。 (画像はコチラからお借りしました) 人類に直線上に繋がる祖先はサルと考えられています。サルは地上に適応した草食哺乳類や肉食哺乳類と同じ原モグラを祖先としながら、“樹上”という新たなニッチを手に入れて適応進化しました。またサルは、それまでの集団本能を基にした生物集団とは異なり、本能ではなく新たな機能(共認機能)を生み出して新しい集団形態を実現しています。 この新しい集団形態は「真猿」への進化段階で完成したとされていますが、新たな機能である共認機能の原型は「原猿」の段階で獲得されたようです。 今回は、性闘争本能を強化して生き延びた原モグラから直接樹上に適応したとされる「原猿」に焦点を当て、共認機能の原型である「共感機能」が何故形成されたのか、それはどのように形成されたのかについて解明していきたいと思います。 いつも応援ありがとうございます!