22日に発射された北朝鮮の中距離弾道ミサイルムスダン、2発の内1発は成功したとの見方が報道されています。 「焦点:高度1000キロ超えた北朝鮮ミサイル、「発射成功」の見方強まる」(ロイター20160622) 中谷元防衛相は同日午後の会見で「中距離弾道ミサイルとしての一定の機能が示された」とだけ述べ、発射の成否については明言を避けた。 しかし、防衛省関係者は「あれほど角度をつけずに打ち上げず、普通に発射していれば、われわれが見積もっている距離を飛んだ可能性がある」と話す。 2発目に発射されたムスダンは、約400キロを飛んで日本海に落下し、最大射高は、1000キロを超える高度に達していたとのことです。 しかし、こんな数字だけ報道されても、良く分からないでしょう。 そのため、ムスダンの飛翔をシミュレーションしてみました。 防衛省はムスダンの射距離を2500キロ─4000キロと推定し、主目標をグア