書評と国際に関するBUNTENのブックマーク (2)

  • ポール・クルーグマン「良い経済学 悪い経済学」 - 備忘録

    良い経済学 悪い経済学 (日経ビジネス人文庫) 作者: ポールクルーグマン出版社/メーカー: 日経済新聞社発売日: 2000/11/07メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 187回この商品を含むブログ (57件) を見る 書の日語版は、1997年の刊行。現在では、経済学による啓蒙的な書籍をみることは珍しいものではなくなったが、書は、そうした書籍の嚆矢的なものであるといえる。 書が批判の対象とするのは、主に「俗流国際経済学」である。そして、それを批判するための武器となるのが、国の経済に占める貿易の規模、比較優位の原理、ISバランス、成長会計といった経済学の「常識」である。 ここで「俗流国際経済学」とされているのは、書の中に例示的に文章化されているつぎのような考え方である(169頁)。 経済の新しいパラダイムが必要になっている。アメリカがいまでは、ほんとうの意味でのグローバ

    ポール・クルーグマン「良い経済学 悪い経済学」 - 備忘録
    BUNTEN
    BUNTEN 2009/03/02
    クルーグマン本まじおすすめ。「本書の中に例示的に文章化されているつぎのような考え方」には色々仕掛けがあって脳を揺すぶられる。
  • 最底辺の10億人 - 池田信夫 blog

    洞爺湖サミットのテーマには、いろいろな項目があるが、中心は明らかに地球温暖化で、他のテーマには具体的な政策も挙げられていない。「開発・アフリカ」という項目では、「2015年までのミレニアム開発目標達成に向けたメッセージを出す」という意味不明な言葉があるだけだ。 著者はEasterlyと同様、こうしたバラマキ型の援助にはほとんど効果がないという。問題は、第三世界の50億人に広く薄く資金を出すことではなく、彼が「最底辺の10億人」とよぶ最貧国(アフリカだけではない)にターゲットを絞ることだ。彼らが他の国と違うのは、一人あたり所得が減少し、「発展途上」でさえないことだ。 その原因として著者は、民族紛争やガバナンスの悪さの他に、「天然資源の罠」(天然資源を輸出すると為替レートが上がって製品輸出ができなくなる)や「内陸国の罠」(貧しい国に囲まれた内陸国は貧しくなる)など貿易の効果をあげる。「反グ

    BUNTEN
    BUNTEN 2008/07/02
    この記事、あるいは本の内容には異論はない。(本は別ルートにて手配途上。)
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