しかし、問題なのは、こうしたヨタ記事が出てくる背景だ。実は、小泉が共産党からの出馬を示唆され、バッシングを受けたのは今回に始まったことではない。 6月には、「週刊新潮」(新潮社)が「赤旗1面で利用される『小泉今日子』の政治的打算」というタイトルの記事を掲載した。「しんぶん赤旗」5月31日付に小泉と劇作家の渡辺えりの対談が掲載されたことを受けて、共産党が小泉を政治利用することを狙っており、小泉も政界に色気を見せているかのように書き立てたのだ。 同記事では、大手プロダクションのバーニングと袂を分かち、プロデュース業に力入れている小泉だが、〈なんてたって元アイドル、スポットライトが恋しくないはずがない〉として、芸能レポーターのこんなコメントを掲載している。 「小泉さんが政治的な発言をするのは『新しいキョンキョン像』を模索しているからだと思います。赤旗への登場はまさに彼女の新しい1面。これをきっか