さる10月13日、沖縄の翁長雄志知事が辺野古の埋め立て承認に瑕疵があったということで取り消し手続きを行いました。と思ったら、政府が強権を発動し、埋め立て承認取り消し処分を無効として工事を再開し始めました。 こうなったら、スペインのカタルーニャ州とか、昨年のスコットランドのように住民投票をやって、本土からの分離・独立を主張したらどうでしょう。という提案は、無責任で荒唐無稽すぎるでしょうか? 日本の領土になって100年あまり 縄独立はじっくり論じる甲斐のある話題だと思います。どういう条件が整えば独立は可能なのか、どういう条件が独立を妨げているのか、それを頭を冷やして吟味することは「国民国家とは何か?」という問いについて根源的に思量する絶好の機会だと思うからです。 歴史を確認しますが、沖縄はもともと独立王国でした。沖縄が「琉球処分」で明治政府に併合されたのは1870年代のことです。それまでもたし