日本のファッションジャーナリストの先駆けとして、さまざまな道を切り開いてこられた大内順子さん。まだファッションショーの映像がテレビ放送されていなかった時代に、単身でパリコレに行き、映像を入手するために奔走したり、高級メゾンの現地取材に初挑戦されたり。そのバイタリティ溢れる行動力と、オリジナリティ溢れる発想力には、素晴らしい工夫がちりばめられています。 本インタビューでは、これまでのお仕事を通して、そんな大内さんの困難を乗り越える方法や、他とは違うアイデアなど、さまざまなエッセンスをご紹介します。 第1回目は、大内さんがファッションジャーナリストとしてご活躍されるまでの経緯や大事な転機にせまります。 モデルに反対する母「我が家の娘として許せません!」 ――大内さんは、学生時代にファッションモデルをなさっていらっしゃいました。その当時のお話を聞かせて頂けますか? ファッションモデルは、学生アル