電子情報技術産業協会(JEITA)は,会員である日本メーカーによる電子部品の世界出荷金額が,2009年1月は前年同期比50.7%減の1926億4700万円になったと発表した。2008年1月から13カ月連続で前年実績を割り込み,この13カ月で最大の落ち込み幅となった。 品目別には,コンデンサやコイルなどの「受動部品」が前年同期比54.5%減の587億9300万円,スイッチやコネクタなどの「接続部品」が同48.8%減の569億8800万円,小型モータや音響部品などの「変換部品」は同54.7%減の408億7200万円となった。電源部品や高周波部品などJEITAが「その他」に分類する電子部品は同40.1%減の359億9400万円だった。