[東京 14日 ロイター] 内閣府が発表した2010年10─12月期国民所得統計1次速報によると、実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.3%、年率換算マイナス1.1%と、7―9月期の前期比プラス0.8%から低下し、5四半期ぶりのマイナス成長となった。市場関係者のコメントは以下の通り。 2月14日、10─12月期国民所得統計1次速報によると、GDPは前期比マイナス0.3%、年率換算マイナス1.1%と、5四半期ぶりのマイナス成長となった。写真は昨年8月、川崎市で撮影(2011年 ロイター/Toru Hanai) ●ほぼ予想どおり、1─3月はプラス成長の見通し <ニッセイ基礎研究所・主任研究員 斎藤太郎氏> 事前予想よりも若干良く、在庫がプラスだったのが意外感があるが、その他の最終需要はほぼ予想どおりとなった。四半期ではマイナス成長だが、月次の経済指標をみると、年末にかけて持ち直しており、