06.3期は特需による好業績が期待できるが、次期以降の成長性が課題 05.9中間期は介護保険制度改正に伴う需要増加によって、業績は向上している模様。06.3通期でも売上高で前期を大きく上回る可能性がある。また、05.9中間期では利益率が大きく改善されていることが目につく。この傾向が期末まで維持されれば、通期業績は前期を大きく上回ることが想定される。 当期経常利益を安全サイドに見積もって10億円、当期利益を6億円と想定するとEPSは約380円となり、上限4,000円とされている想定公募価格は、PER10倍程度で、割安感はある。ただし、制度改正関連の特需効果による06.3期のみの業績向上となる可能性がある。永続的なEPSを200円まで引き下げて考えれば、公募価格のディスカウントは2・3割程度、初値ではPER25倍の5,000円程度が安全な水準と考える。 介護事業者支援パッケージソフトウェアの開