4月15日、Unity主催の公式カンファレンス「Unite 2013」が東京で開催された。ゲーム開発エンジン「Unity」は、インタラクティブな3Dコンテンツを作成するための直感的なツールとして近年急激な盛り上がりをみせており、カナダ・バンクーバーのほかアジア各国でもイベントが開催されている。今回は、東京で開催された「Unite 2013」から、山本一郎氏の「プロジェクト炎上のメカニズムと早期発見、行うべき処理の概論」をレポートする。 「炎上」とは何か? 山本氏は、炎上を「現状のままでは時間、人員、予算を突っ込んでも求めるべき完成度が上がらないという状態」と定義する。つまり、デスマーチどころかそれ以前の状態を指す。デスマーチは皆で頑張れば何とか納品には漕ぎ着けられるが、炎上はモノが完成しない。やればやるほどチームはダメになっていき、やればやっただけ進捗がマイナスになる状態――それが、炎上で
仕事の合間ながら手慰みに。 権限委譲、リーダーシップ、チーム http://d.hatena.ne.jp/naoya/20130207/1360206112 どうも権限の委譲という言葉に違和感を感じているようだが、チームに携わる人々というのはスキルはVenn diagramとして交わらなくても、Resourceやテーマの方向付け、動機付けという点では必ず上下があって成り立つものだからねえ…。 イノベーションを追及するというチーム編成をする、ということであればギリギリ権限委譲はナンセンスだと言えるかもしれないけど、そういう最先端でクリエイティブな世界で飯を食って、それ相応の報酬や評価を得られる人なんて何万人も日本にいないんじゃなかろうか。 っていうか、自発的に己の能力や役割を認識し、主体的にプロジェクトに全員が関わってくれるようなモチベーションの高い集団であれば、組織である必要はないよ。でも
どちらかというとネガティブな方向に状況を考えがちな私にとって、リスクを恐れず積極的に事業展開をするポジティブ思考の経営者というのは羨ましくて、個人的には「いや、もうその市場は天井が見えているし、いま参入しても収益は得られないだろう」と思って投資しないような事業でも平気で進出する。しかも、自力でだ。 手広くいろんなことをやるというのは、事業意欲が旺盛なことの表れであって、それは非常に良いことだろうと客観的には思う。IT系だったかと思えば飲食店、金融、環境ビジネス等々、話題になり直近収益になりそうなところには何にでも手を出す。いままで畑違いだったはずのゲームビジネスに参入したり、そうかと思えば大規模ソーラーだ不動産仲介だとあれこれやっていて凄い。上場が近いのか、管理系の人間をたくさん採用している。そう頻繁には会わないが、あれだけたくさんリリースを出しているのなら、相当はぶりは良いのだろう。 と
造り酒屋をしている読者より、「経営が厳しいのですが、どうしたらよいでしょう」という悲壮な質問が、過去二期分の決算書とともに、『人間迷路』の質問窓口に届いた。以下は、メルマガ第二回目にして、大反響を巻き起こしたやまもといちろう氏の返答全文である。 結論から申し上げます 「質問でーす」という大変カジュアルな題名の割に、貴社の決算書類等のpdfなど容量的にも内容的にも大変重いファイルがくっついておりまして、大変難儀いたしました…。ご質問、ありがとうございます。さすがにメルマガで貴社の実名や経営状態を開示しつつアドバイスを差し上げるわけにもいきませんので、細やかなところは直メールで、大まかなところはメルマガでだだっと回答させていただく形となりますことをお許しください。 結論から申しますと、明日にも私的整理を考えられたほうがいいレベルです。 経営者としてのお心構えも、社員を大事にお考えの素晴らしい経
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