年間2万8000人近くに上る自殺を防いでいこうと、自殺率が低い地域の特徴を調べ、予防に役立てていこうという研究を、大学の研究者たちが進めています。 この研究は、和歌山県立医科大学の岡檀講師が中心となって行われていて、25日、徳島市で開かれたシンポジウムで、これまでの研究結果が紹介されました。 岡講師は、「平成の大合併」前の市区町村の自殺率を調べ、全国でも特に低かった徳島県の旧海部町の特徴を、住民からの聞き取りなどで調べました。 その結果、自殺率が高い地域に比べ、悩みがあったとき、周りに助けるを求めることに抵抗が少ない、近所づきあいが緊密すぎず、立ち話やあいさつ程度のつきあいが多い、人を人物本位で評価する人が多いなどの、5つの特徴があったということです。 岡講師は「”病(やまい)市(いち)に出せ”といったことわざが伝えられていて、問題があれば早く相談し解決しようとしている。また、緊密過ぎない
『歳をとることは罪なのか――』 今、高齢者が自らの意志で「死に場所」すら決められない現実が広がっている。 ひとり暮らしで体調を壊し、自宅にいられなくなり、病院や介護施設も満床で入れない・・・「死に場所」なき高齢者は、短期入所できるタイプの一時的に高齢者を預かってくれる施設を数か月おきに漂流し続けなければならない。 「歳をとり、周囲に迷惑をかけるだけの存在になりたくない…」施設を転々とする高齢者は同じようにつぶやき、そしてじっと耐え続けている。 超高齢社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者(単身世帯)は、今年500万人を突破。「住まい」を追われ、“死に場所”を求めて漂流する高齢者があふれ出す異常事態が、すでに起き始めている。 続きを読む
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