小熊英二【第3回】「自分の内側から出てくるものには興味がないから、社会と関わる」 探究し、社会に適合させる「学者」という仕事 ⇒【第1回】はこちらからご覧ください。 ⇒【第2回】はこちらからご覧ください。 慎: 別の質問ですが、本を書いているときはどういう感じの生活リズムになるのでしょうか。 小熊: きわめて単調ですよ。朝7時くらいに起きて、朝ご飯を食べて掃除したりして、妻と娘を送り出して、8時半とか9時から書き始めて、ラジオの英語講座を聞きながら昼ご飯を食べて、夕方まで書いて、晩ご飯を作って、食べたあとは場合によってはそのあとも書いて、12時前くらいに寝て7時くらいに起きる。そのくり返しです。修道院の生活みたいですね(笑)。講義がある日は講義に行くし、人に会ったりする約束がある日はそうしますが。 慎: 慶應大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に講義に行かれる日以外は、平日も土日も関係なく同じ
20組以上の自転車系YouTuberが集結!各地のチェックポイントを回って関西をエンジョイ(編集部)
ここ最近、テレビを観ていると、ずっと、政局と選挙の話題ばっかりだ。 不可解な形で安倍首相は衆議院を解散し、民進党がまさかの形で、事実上、解党することになり、東京都知事のこしらえた「希望の党」が誕生し、「希望の党」に反対した民進党の議員が立憲民主党を作った。 ここまで政治の流れが選挙前に動いたことは、憲政史上、無かったことだと思う。 野党勢力は分裂したまま、今日の告示日を迎えた。 告示日の前日であった昨日、私が幼少の頃から住んでいる街の駅前で、とうとう差別主義者たちによる集会が行われた。 私はとある人から頼まれた雑用をこなし、急いで現場に向かった。 地方都市で行われているヘイトスピーチの集会は何かが違う。 東京のような、人の多い街で行われていると、都市の雑音で、差別主義者たちのヘイトスピーチはかき消されるが、地方都市ではそうはいかない。 人が少ないこともあり、一段と目立ってくる。 私の住む街
民進党が希望の党に合流を図る動きは、安全保障関連法の反対デモをきっかけに生まれた市民団体と野党の連携にも波紋を広げた。 「4野党をつないで憲法擁護をはじめ共通政策をつくるべく奔走してきたが、一体どうしたらいいか頭を抱えている」。28日昼、国会前の市民集会で登壇した山口二郎・法政大教授(政治学)はそう明かした。 山口氏が世話人を務める「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」は昨年の参院選で民進、共産、社民など野党の候補者一本化を主導。今回も26日に各党に連携を申し入れたばかりだ。 だが、10月1日に予定していた各党を招いた街頭演説の中止を決定。山口氏のもとには、「市民連合はどう対応するんですか」といった戸惑いの声が各地から寄せられているという。 28日の国会前の集会には主…
でも、イタリアって、ほんと緩くて、最高です。金曜日の昼の時点で、みなさんもう「気分は週末」ですから。絶対こっちの方が生産性高いって。いや、ほんとに。創造性はこういうゆる〜い環境からしか生まれません。断言します。日本の未来のかたちの範にとるならイタリアですって、いや、ほんとに。
「安倍1強」の政治に反対しようと、東京都新宿区の新宿中央公園で9日、安倍政権への抗議デモがあった。デモを呼びかけた団体によると午後7時までに約8千人が参加。「国会開け」「安倍内閣退陣」「NO 共謀罪」などと書かれたプラカードを掲げ、新宿駅周辺を行進した。大阪、名古屋、福岡などでも安倍内閣退陣を求めるデモがあった。 午後5時半ごろ、学生団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバーらが関わって設立された市民団体「未来のための公共」がデモを開始。「共謀罪」の趣旨を盛りこんだ改正組織的犯罪処罰法が11日に施行されるのを前に、「テロ対策とうそをつくな」などとシュプレヒコールを上げた。 デモを見ていた川崎市の50代の会社員男性は「デモが増えていると感じる。なかなか日本人は行動しないので、アピールすることも必要なのではないか」と話した。原発反対のデモを中心に参加しているという東京都練馬区の主婦空野真澄さ
若手保守論客・古谷経衡が語る、「リベラルの弱さ」。リベラル系知識人の言動から敗北の理由を考察したその論考を知ることができる一冊を紹介します。 2016/04/08 【書闘倶楽部 この人が語るこの本】 SEALDs創設者とも対論した気鋭の若手保守論客が語る 「現代の戦争」を知らずに反戦を唱えるリベラルの弱さ 著述家 古谷経衡 FURUYA Tsunehira 【PROFILE】1982年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。著述家。著書に『ヒトラーはなぜネコが嫌いだったのか』(コア新書)、『愛国ってなんだ 民族・郷土・戦争』(PHP新書)、『左翼も右翼もウソばかり』(新潮新書)など。 『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』 浅羽通明著 ちくま新書 本体860円+税 浅羽通明(あさば・みちあき) 1959年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。著述業、「みえない大学本舗」主宰。『時間ルー
山口敬之に準強姦された女性が告発した会見、その勇気に感動させられた。29日夕方の会見から2日経ったが、ネットの中はこの問題一色となって騒然としている。ネットの中の関心だけからすれば、共謀罪の問題も、加計学園の問題も、すっかり脇役に追いやられて、この問題だけが熱を帯びて盛り上がっている。会見翌日の昨日(30日)からは、被害者に対する右翼の猛烈なバッシングが溢れ、数の上では同情や共感の声よりも多くなっている異常事態が出現している。本人が顔と名前を出して告発の席に出た姿にも衝撃を受けたが、右翼のバックラッシュの攻勢の凄まじさにも狼狽させられる。日本人の人格はここまで悪に染まって腐ったのかと驚嘆する。そして同時に、この事件の政治的意味の大きさを直観し確信する。安倍晋三を支持する岩盤右翼にとって、この事件こそが最も危機であり急所なのだ。そのことを、右翼による誹謗中傷と悪罵の洪水が教えている。私は、前
OPEN 18:00 / START 19:00 予約¥1200 / 当日¥1500(税込・要ドリンクオーダー) このイベントの予約は締めきりました。 社会学者・小熊英二初の映像作品「首相官邸の前で」、待望のDVD化! 報道から事実上黙殺された、日本における20万人を超す人々による脱原発の抗議運動を映画化した同作品は、国内外各地で賞賛され、2016年<日本映画奨励賞>を受賞。 今年3月3日、本DVDと関連の対談(高橋源一郎氏)、インタビュー、観客とのやりとり、日記、論文、海外での講演などをまとめた書籍『首相官邸の前で』(集英社インターナショナル)の刊行も記念し、都内では久しぶりの全編上映に加え、監督とゲストの対談を開催。ぜひお見逃しなく!! 【トークコーナー出演】 小熊英二(社会学者/『首相官邸の前で』監督) 五野井郁夫(政治学者/国際政治学者) MC:Misao Redwolf(首都圏反
7月13日、都知事選の告示日直前に鳥越俊太郎氏が出馬を決定したことをうけ、「苦渋の決断」で立候補を取り下げたという宇都宮健児氏。過去2回の出馬経験をふまえ、今回の都知事選は宇都宮氏の目にどのように映ったのか。昨日、IWJが独占インタビューを行った。 日時 2016年7月31日(日)22:30頃〜 場所 「希望のまち東京をつくる会」事務局(東京都新宿区) IWJ「野党統一候補の鳥越俊太郎氏が落選したことをどう受け止めますか?」 宇都宮「選対と一緒に準備してきましたが、(出馬断念という)苦渋の決断をしました。その決断が実を結ばなかったのは残念でした」 IWJ「野党共闘のあり方についてどう思いましたか?」 宇都宮「今回は都知事選なので、国政とは頭を切り替えなければいけません。都政を考えるのが一番大事です。候補者選びも、開かれた場所で政策を訴え市民が選ぶスタイルにすべきでした。今回鳥越さんは、野党
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く