復刻版の冊子と、約50年間保管された当時の新聞を持つ「香里めざまし新聞を復刻する会」のメンバー=大阪府枚方市香里ケ丘で、村瀬達男撮影 かつて「東洋一のマンモスニュータウン」と言われた香里団地(枚方市香里ケ丘)の住民が1960(昭和35)年から11年間発行した「香里めざまし新聞」全109号を1冊に製本した復刻版が57年ぶりに出版された。当時の入居者は共働きが多く、0歳から預かる公立保育所や市立幼稚園の創設を新聞を通して呼び掛け、市に実現させた市民運動の先駆けの記録が収められている。【村瀬達男】 香里団地は計画戸数5850戸で、58(昭和33)年から入居が始まった。