「タイルミュージアム」を披露 岐阜・多治見に４日開館：朝日新聞デジタル岐阜県多治見市笠原町に４日、「モザイクタイルミュージアム」が開館する。地元有志のコレクションを中心に、モザイクタイルの歴史を振り返る展示に加え、商談もできるフロアがあり、日本一の生産地で製品の魅力を発信する拠点となる。 外観は、原料の採土場をイメージした。３日にあった記念式典で、設計した藤森照信・東大名誉教授は「地元の人は真っすぐ切り立った光景を見慣れていても、よそには絶対にない」と説明した。 表面積が５０平方センチ以下で名刺より小さいモザイクタイルは台所や浴室、インテリアなどに使われる。最上階４階の天井は直径７メートルの穴があり、空を望めるが、展示物のタイルは雨風が吹き込んでも大丈夫だという。
