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■福島と考古学に関するarchivist_kyotoのブックマーク (1)

  • ぶんかのミカタ:災害と考古学/上 遺跡が示す交流の重視=京都府教育庁文化財保護課副主査・古川匠 - 毎日新聞

    私は、2013年4月から1年間、東日大震災復興事業を支援するため福島県教育委員会に派遣された。そして、全国自治体から集結した派遣職員や地元職員と共に、主に太平洋沿岸部の南相馬市で埋蔵文化財発掘調査(復興調査)に従事した。地元職員の方々は皆、過酷な現実に直面しながら真摯(しんし)に復興調査に取り組まれていた。その姿勢に感銘を受けた私は、過去の人々が巨大地震のリスクを背負いながらどのように地域社会を形成したのか、自然と考えるようになった。 東北地方では、文献記録に残る869(貞観(じょうがん)11)年の「貞観地震」以前にも何度か巨大地震が発生した。特に約2000年前の弥生時代中期の地震は、東日大震災に匹敵する津波災害を広範囲にもたらしたことが明らかになっている。南相馬市の弥生人たちもこの地震の後、丘陵上の高台に集落をつくるようになった。津波の教訓だろうか。 この記事は有料記事です。 残り1

    ぶんかのミカタ:災害と考古学/上 遺跡が示す交流の重視=京都府教育庁文化財保護課副主査・古川匠 - 毎日新聞
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