■ドック内で推進機あり得ない 佐賀県が制作を委託した世界文化遺産の三重津海軍所跡(佐賀市)を再現する映像をめぐり、専門家が時代考証に異議を唱えている。史跡の中心的な遺構であるドライドックの構造や当時の時代背景では、不自然な描写が散見されるという。
■ドック内で推進機あり得ない 佐賀県が制作を委託した世界文化遺産の三重津海軍所跡(佐賀市)を再現する映像をめぐり、専門家が時代考証に異議を唱えている。史跡の中心的な遺構であるドライドックの構造や当時の時代背景では、不自然な描写が散見されるという。
江戸時代の天保年間(1830~44年)に蘭学(らんがく)を取り入れ、西洋近代化を推進した佐賀・武雄鍋島家伝来の資料を集めた「江戸のサイエンス―武雄蘭学の軌跡―」が16日から、太宰府市の九州国立博物館で開かれる。 武雄鍋島家は、佐賀藩鍋島家の家老を務め、28代武雄領主の茂義が蘭学を奨励。自ら西洋砲術を学ぶなどして近代化を推し進めた。多くの資料が武雄市に寄贈されている。 今回、1700年代半ばにオランダで作られ、長崎で調達された天球儀と地球儀や、日本の不定時法に対応したヨーロッパ製のオルゴール時計、摩擦で静電気を発生させるエレキテルなど74点を展示。初の国産近代西洋式大砲であるモルチール砲といった武器類も間近に見られる。 同博物館は「最も早い時期に蘭学に着目し、西洋化によって時代の変化に対応しようとした地域が武雄。あまり知られていない歴史を感じてもらいたい」としている。 7月7日まで。29日、
佐賀大が、佐賀市本庄町のキャンパスに「大学美術館」を来年10月に開館する計画を進めている。国立大としては、東京芸大に次ぐ取り組み。学校側は「大学の『顔』にしたい」と言い、少子化や国立大再編の中での生き残り戦略の側面もある。一方で、教員らからは説明不足を指摘する声や開設の意義に対する異論が上がっている。【蒔田備憲】 佐賀大の計画によると、美術館は本庄キャンパスの北側入り口付近に設置。2階建てで、延べ床面積1360平方メートル。常設・企画展示室、作品制作や講演会ができるスタジオ、カフェなどを設ける。 県立美術館に預けている県出身の洋画家、岡田三郎助の作品などを含めた約200点を展示・所蔵し、学生の活動の場として使う。学芸員の資格を取る実習場所としても活用するという。 建設費は約6億円。このうち3億円は寄付金を、残りは教育・研究に活用するため積み立てている「目的積み立て金」を充てる。年間運営費は
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