四国の最も西の端,九州にむかって細長くのびた佐田岬(さだみさき)半島。そこに位置する愛媛県伊方町では,夏のお盆になると,各地で個性的な行事がたくさん行われています。いくつかご紹介しましょう。 お盆は,むかしから亡くなった人たちの霊(れい)が家に帰ってくる日と考えられてきました。佐田岬半島では,大切な家族が亡くなって初めて迎えるお盆を,ニイボンとかミーボンとかシンボンなどと呼び,いつもの年よりもていねいで細やかな行事を行って,帰ってくる霊を大切にお迎えし,もてなし,そしてあの世へと送りかえします。 半島先端の三崎地域では,モーリョウとかモーロウなどと呼ばれる行事があちこちにありますが,中でも松地区のモウナは個性的です。竹を十字に組んで着物を着せ,顔を付け, 裾(すそ)にアワビ貝をぶらさげた大きな人形を作り,それを初盆の家の人たちが地面に突き立てて,「モーナ,モーナ,モーミードーブ」のかけ声で
上島町教委が昨年10月に保管庫として利用していた教員住宅(同町弓削引野、木造平屋建て)を解体した際に、室内を調査せずに保管されていた須恵器などの土器片100点以上の廃棄を命じていたことがわかった。土器片は、廃棄前に解体業者の通報で町内の市民団体が保管していた。町教委によると、土器片は1975年に町内で出土したもので、調査記録が未作成で台帳もなく製作時期など詳細は不明。町教委は「ずさんな管理で処分したことを反省している」と釈明している。 町教委によると、住宅は、町内で収集された古民具が保管されていたが、土器片の存在は把握してなかったという。昨年9月、業者に老朽化を理由に近くの住宅と一緒に解体を指示。その際、職員は住宅を視察したが、中に保管されていた大量の民具の山を目視しただけで、内容は確認していなかった。 業者からの連絡で、同町に残る製塩遺跡の調査を支援している住民団体「弓削塩文化を伝える会
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