【読売新聞】 魚介類に寄生して食中毒をもたらす「アニサキス」を死滅させるため、熊本大が電気エネルギーを使った殺虫方法の研究を進めている。アジでは刺し身の品質を損なわずに感電死させる技術を確立した。併せて対象魚種の拡大や、別の寄生虫へ
※追記:このブログ記事のはてブを見たら「平成30年度 第1回国産水産物流通促進事業セミナー」にアニサキスの資料があったのであわせてどうぞ。イカはわかりにくいとか、光らない種類のアニサキスもいるとか、おもしいろいよ。こちらの資料だと370nmが良いようですが、市販されているライトはその付近だと365nmが多いです。 https://www.suisankai.or.jp/topics/minutesarchives/2018/minutes20180919.pdf こんにちは、年末ですか。 デイリーポータルZの記事にもちょっと書きましたが、ブラックライトがあるとアニサキスを見つけやすいとざざむし先輩に教わりました。 dailyportalz.jp キュウリウオのアニサキスをブラックライトでチェックしてみよう 上記の記事ではオマケ程度だったから、もうちょっと詳しく書きます。 被験者はキュウリウ
熊本大産業ナノマテリアル研究所と水産加工のジャパンシーフーズ(福岡市)らの研究グループは、魚介類に寄生するアニサキスを大電流で殺虫する方法を開発したと発表した。魚身の鮮度を落とさずに刺し身を安全に食べることができるという。 アニサキスは長さ2~3センチの糸状でアジやサバなどに寄生。殺さずに魚を食べると激しい腹痛や嘔吐[おうと]、腹膜炎を引き起こす。アニサキスによる食中毒の報告は近年増加傾向にあり、県内では昨年2件報告されている。 冷凍と加熱によって殺すことができるが、刺し身は冷凍だと品質が劣化し、販売時に「解凍」表示をする必要があり商品価値も下がる。このため水産業界では新たな殺虫方法の開発が待たれていたという。 新たな方法は、パルスパワーという技術によって瞬間的に1億ワットの電流を魚身に流してアニサキスを殺す。電流を流す時間が短いため魚身の温度上昇を抑え、鮮度を保つことができる。実験では、
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