知っているようで知らないNeutron -仮想ルータの冗長と分散- - OpenStack最新情報セミナー 2016年3月 VirtualTech Japan Inc.
知っているようで知らないNeutron -仮想ルータの冗長と分散- - OpenStack最新情報セミナー 2016年3月 VirtualTech Japan Inc.
5年に一度、国が行う国勢調査がはじまっています。 その国勢調査の内部作業を行う業者を支援するためのシステムが、セールスフォース・ドットコムのクラウドによって構築されていることが同社社長 宇陀栄次氏のツイートで明らかになりました。 はい、仰る通りです。パートナー様経由ですが。使ったら、次は5年後ですし、バックアップも災害対策も無料で、開発期間も数週間です。RT @tera3pokole: @udaeiji 今回の国勢調査のシステムも御社が請け負われたのでしょうか。less than a minute ago via Echofon宇陀栄次 udaeiji この記事では当初、セールスフォース・ドットコムのシステムが東京都をモデル地域として行われた国勢調査のオンライン回答に使われたものと書きましたが、間違いでした。オンライン回答のデータはセールスフォース・ドットコムは使われておらず、データも国内
米国の計算機学会として知られるACMが主催したクラウドコンピューティングのシンポジウム「ACM Symposium on Cloud Computing 2010」(ACM SOCC 2010)が6月10日、11日にインディアナ州インディアナポリスで開催されました。 基調講演では、セールスフォースのアーキテクチャの解説が行われました。複数の利用者のデータを1つのデータベースに格納しているセールスフォースのクラウドでは、どのようなデータベース構造で、また検索のオプティマイズなどはどうしているのしょうか? (この記事は「セールスフォースのアーキテクチャ(物理アーキテクチャ編)~ Podによるスケールアウト」の続きです) マルチテナントとしてのデータベース構造と最適化 セールスフォースの内部でOracle RACを使っていることは説明したが、すべてのユーザーが共有するデータベースで、どのような構
今週米国で行われたGovernment Technology Research Allianceでのパネルディスカッションの模様をFederal Computer Newsが記事「Who owns data in the cloud? The answer could get tricky.」で伝えています。 Who owns data in the cloud? The answer could get tricky. -- Federal Computer Week それはある参加者の次のような指摘でした。 One attendee noted that his agency is working with a cloud provider, Hewlett Packard/EDS, which has its cloud computing resources in the U.S.
下記の記事が出ている。いまさらこういうことを議論しているとは遅すぎる。この中では,「HPがどんなに安全だと主張しても,物理サーバはアルゼンチンやウルグアイやブラジルといった外国に存在するではないか」といった類の議論が出ているようだ。そんなことは常識に属することだし,だからこそ私は「国外に物理サーバのあるパブリッククラウドは危険だ」と主張し続けているのだ。公平に評価した場合,アルゼンチンやウルグアイやブラジルならまだましなほうではないかと思う。現実には,もっとひどい国に物理サーバが存在している例がいくらでもある。とにかく認識が遅すぎる。仮想システムなので,その利用者が物理サーバの本当の所在地を知ることは難しい。 Who owns data in the cloud? The answer could get tricky. Federal Computer: Jun 09, 2010 htt
前回は、kumofsはなぜスケールするかということについて紹介しました。その中で最後に、耐障害性もスケーラビリティにとって重要だーと述べました。 そこで今回は、kumofsはなぜ落ちないのか、なぜ耐障害性が高いと言えるのかーということについて紹介したいと思います。 分散システムはテストが難しいことに定評がありますが(たぶん^^;)、その中でも耐障害性の検証は最上級に困難な部類です。 耐障害性は実際のところ、アルゴリズムの設計以前に実装上のバグが大きく影響するので、設計上は耐障害性が高いと言っていても、実際に使ってみると良く止まるという話はありがちな話です。(個人で開発している場合など、開発リソースが小さい場合はなおさら) そのため耐障害性の高いシステムを実現するためには、実装しやすくバグが入り込みにくい設計も重要かなーと思います(もちろん、アルゴリズムも重要ですが)。 分散システムには複雑
Google App Engine上でアプリを作りはじめて約二ヶ月。いろいろと分かって来たこともあるので、自分へのメモも含めてまとめてみる。まずは、Datastoreの話から。 なによりも大切なのはデータベースの設計 あたりまえと言えばあたりまえの話だが、App Engine上でアプリを作る上でもっとも大切なこと(=頭を使うべきところ)は、データベースの設計である。特にリレーショナル・データベース(RDB)上でのアプリ作りに慣れた人には、大きな「発想の転換」が必要なので、ここは注意が必要。 特に絶対にやっては行けないのは、 将来RDB上へ移行できるようにレイヤーを作って、その上にアプリを作る RDB上に作ったアプリをデータモデルを大幅に変更せずにApp Engine上に移植する RDBを前提に設計されたフレームワークをApp Engine上に載せて、その上にアプリを作る など。App En
最近は、Amazon社の顧客がElastic Computing Cloud(EC2)で抱えているパフォーマンスの問題がかなり話題になっている。 その発端となったのが、Javaコミュニティーで発言力の大きいAlan Williamson氏だ。同氏は、自身がEC2を3年間利用した感想を興味深く解説している。 Williamson氏によると、Amazon社はEC2の利用者を集めすぎており、現在はクラウドがあまりに混雑しているため、内部ネットワークで深刻な待ち時間が発生し、それが複数の仮想マシンに常駐する多層アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えているという。 別のAmazon社の顧客で、OleOle.com社最高技術責任者(CTO)のDavid Mok氏は意見が異なり、パフォーマンスの全体的な低下はクラウドを支える物理ハードウェア(が搭載するCPU)の差によるもので、クラウドプラットフ
マイクロソフトでデータセンターのアーキテクトとして活躍した後、2008年にアマゾンへ移籍して現在はAmazon Web Servicesのバイスプレジデント兼上級エンジニアであるJames Hamilton氏が、マイクロソフト在籍中の2007年に発表したコンテナデータセンターについての論文「Architecture for Modular Data Centers」の日本語訳がITmediaエンタープライズで公開されました。 Architecture for Modular Data Centers:データセンターのシステムパッケージングに対する発想の転換 - ITmedia エンタープライズ 日経コンピュータでクラウド担当として活躍されている中田敦記者がこの記事に関連して、過去約10年におよぶデータセンター進化の歴史をつぶやいていました。非常に有用なつぶやきだったので、ここで記事としてま
昨年末にMIJSのコンソーシアム内での交流会があり、前回のはてな伊藤さん講演に続き、理事会の方から講演者の選定とコンタクトを依頼されたので、マイクロソフトの萩原さんに「クラウドの時代のデータモデリング」の講演をお願いした。 今回萩原さんに講演をお願いしたのは、以前参加させていただいたマイクロソフト系のイベントでの萩原さんの講演が大変興味深い内容だったからだ。 以下、今回の講演を聞きながら私がメモした内容である。 「スケールアウト設計における問題点の考察と分析手法の提案」 現在マイクロソフトでクラウドの技術のうち、開発の現場に対して、どういうやり方をしなければいけないかを提案する仕事をしている。 今日お話しする内容は、インターネットや書籍で紹介されているものよりも、深いところを話していきたい。とはいえ1時間という短い時間なので、ポイントを絞って話をしていきたい。マイクロソフトはWindows
Amazon SQS (Simple Queue Service)はAmazonが提供しているメッセージング・ウェブサービス。 Amazon Simple Queue Servicehttp://aws.amazon.com/sqs/自分の周りでは実際に使っているっていう人を聞いたことがないし、ぐぐっても日本語の情報はそんなに出てこない。たぶん、 メッセージング・サーバーが北米だかヨーロッパにあるんだか分からんが、わざわざそんな遠方にある(かもしれない)サーバーを使ってメッセージングする必要なくね? そもそもEC2を使うならば、EC2のインスタンスに自前でSTOMPやAMQP等のメッセージング・サーバーを立てればよくね?みたいな、誰もが思う理由で日本では使われないんだろうけど。それでも前々から「一度は触ってみなくてはいかんな」と思い、ようやく触ってみた。その感想を先に書いておくと、APIは
ちなみに、この分析のために必要とされるMapReduceのコードであるが、そのサイズはわずか20ステップだという。Yahoo!のプレゼンテーターである、エリック・バルデシュバイラー氏によると、たとえ経験の浅いエンジニアであっても、MapReduceによるプログラミングは可能であるとされる。 また、VISAのジョー・カニンガム氏からも、貴重なデータが提供されていたので以下に紹介する。同社では、1日に1億トランザクションが発生するため、2年間で700億強のトランザクションログが蓄積され、そのデータ量は36テラバイトに至るという。こうしたスケールのデータを、従来のRDBを用いて分析するには、約1カ月の時間が必要とされてきたが、Hadoopを用いることで13分に短縮されたという。 これまでは、Yahoo!にしろVISAにしろ、膨大なデータをRDBに押し込むほかに方法はなく、その分析に数十日を要する
クラウドの登場によってSIerの収益モデルが脅かされようとしています。その主な理由は2つあります。 1つは、プラットフォームとしてクラウドを利用することで、いままでの受注案件に含まれていたハードウェア費用、冗長構成のための作業費など高い利益を得られていた部分がなくなり、ソフトウェアの開発費用のみが丸裸になること。 もう1つは、そのソフトウェア開発でさえ、Salesforce CRMのようにSaaSが普及することでスクラッチからの開発が減って開発内容はカスタマイズ中心にシンプルになり、開発期間も短くなるため、案件あたりの単価が低下すること。 このような状況にSIerはどう対応していけばいいのでしょうか? その疑問を解くため、昨日、9月15日に都内のホテルで行われたセールスフォース・ドットコムのイベント「Cloudforce Japan」の展示会場に飛び込んで、すでにクラウド対応のビジネスを始
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年10月時点の調査。
仮想化ベンダからクラウドベンダへと変わろうとしているヴイエムウェアが、Javaフレームワークを開発するSpringSourceを買収したことは、以前の記事「VMwareによるSpringSourceの買収で、Javaがクラウド対応へ進化する」でお伝えしました。 VMwareとSpringSourceの両社はJavaをどうクラウドに対応させていくのでしょうか。早くもその一端がSpringSourceから8月19日に「Cloud Foundry」として発表されました。 Cloud Foundryは現在β公開となっており、8月23日現在まだ試用可能になっていませんでした。ここでは公開されている資料を基に、Cloud Foundryがどのようなものなのかを紹介します。 全自動で行うJava実行環境の構築と運用 Cloud FoundryのWebサイトを見ると、その特徴を表す「The Enterpr
「日本でゼロからクラウドを生み出すムーブメントを作り出したい」(実行委員長 門林雄基氏)---“クラウドを支える技術”の開発力を競う「クラウドコンピューティングコンペティション」が2009年6月11日、Interop 2009の会場で開催された(写真1)。企業や大学・大学院の研究者、そして高校生を含む若手エンジニアが、新しいアイディアと技術力で作り上げたクラウドコンピューティングの基盤ソフトウエアを披露した。 クラウドコンピューティングコンペティションは、奈良先端科学技術大学院大学の門林雄基准教授らの呼びかけで実現したイベント。若手のエンジニアがP2P(ピア・ツー・ピア)技術や分散データ処理技術といったクラウドコンピューティングの基盤技術を開発し、その成果を競う。検証環境として、情報通信研究機構(NICT)が運用するクラスタ環境「StarBED」のコンピュータを最大1000台まで使用可能で
2009/03/27 Linuxディストリビューションを提供するUbuntuコミュニティは、最新版となる「Ubuntu 9.04」(コードネーム:Jaunty Jackalope)のベータ版を公開した。2009年4月23日に正式リリースされる予定のもののテクノロジプレビュー版として、デスクトップ版、サーバ版、ネットブック版、ARM版などのほか、Linuxをメディアサーバにする「MythTV」を統合した「Mythbuntu」、マルチメディア処理向けの「Ubuntu Studio」など各種機能に特化したバージョンもリリースされている。 Linuxカーネル2.6.28、GNOME 2.26、X.ORG 1.6などを採用。オプションとしてext4ファイルシステムが選択可能となったほか、起動時間を大幅に短縮したという。また、CD/DVDライティングソフトが追加されたほか、マルチディスプレイ対応が強化
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