チームのマネジメントから始まり、複数チームのマネジメント、マネージャーのマネジメント、経営幹部と各段階における心構えを概観できた。 個人的にはチームのマネジメントはやったことがあり、複数チームのマネジメント辺りまではリアリティを伴って読むことができたが、管理者の管理など、それ以上はまだリアリティを持てなかったので、必要になった段階で再読しようと思った。 著者はマネジメントキャリアパスを進む前に、最低でも 1 種類のプログラミング言語を自在に使いこなせる程度の技術力は身につけておかないと、技術力不足とみなされキャリアパスが頭打ちになることがあると繰り返し言っており、個人的には DeNA 時代はマネジメントはやらないと宣言して技術研鑽だけしていたのは正解だったのかもと思うなどした(それが功を奏すのかはまだ何もわからないが)。 目次 1章 マネジメントの基本2章 メンタリング3章 テック