日経アーキテクチュア5月12日号のコラム「建築日和~編集長のいっぷく」では写真家、比留間幹氏の写真集「給水塔」を取り上げた。比留間氏に、撮影を始めたきっかけやと給水塔の現状について寄稿してもらった。
身近なところでは写真、デジタル画像、手紙、記録書類。 これは自分にとって大切と思う個人のものに始まって、家族、学校、企業、街、都市に広がるそれぞれの記録を保存し、選別し、必要なら修復して残す、「アーカイブ」。 今どのように考えられているのでしょうか。 写真を繕うことは、思い出を繕うこと。 東日本大震災の折に、津波で傷んだ写真を修復するボランティア活動が工学院大学と神戸学院大学の建築研究室を中心に生まれて、私たちも「くらしの良品研究所」からの発信でご紹介しました。発生から5年目を迎えようとするあの大震災は、人命だけでなく過去から繋がった多くのものを奪い去りましたが「写真」もその一つ。思い出のよすが(縁)とも言える写真は人の生きた証なので被災者の方々からの反響は大きなものがありました。送られてくる写真の汚れ具合や痛み具合をよく見て、修復できるものとそうでないものとによりわけ、できるものの表面の
歴史的な建物に立て替え計画が持ち上がると、よく保存か解体かという二者択一の議論が巻き起こる。古い建物の一部を新しい建物に残す方法もあるが、建物全体は保存できない。そこで浮上してきたのが、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデルを使った「バーチャル保存」という方法だ。このほど、下関市の旧・逓信省庁舎で先駆けとなるプロジェクトが行われた。 戦前、戦後の日本の経済や暮らしを支えてきた近代建築や現代建築が取り壊されることに――。こんなときによく起こるのが「保存か解体か」という二者択一の議論だ。 実際の建物を保存するとなると、その土地の利用は大きく制約され、保存のためのメンテナンスや大規模修繕などに多くのコストが発生する。そこで、よほどの建物ではない限り、解体されることになる。 そこで浮上してきたのが、建物の外観や内観をそっくりBIMモデル化し、データとしていつでも見られるように
総務省及び国立国会図書館は、東日本大震災に関するデジタルデータを一元的に検索・活用できるポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」を平成25年3月7日(木)に正式公開します。 総務省と国立国会図書館は、東日本大震災に関するあらゆる記録・教訓を次の世代へ伝え、被災地の復旧・復興事業、今後の防災・減災対策に役立てるために、東日本大震災に関するデジタルデータを一元的に検索・活用できるポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」を平成25年3月7日(木)に正式公開します。 東日本大震災に関連する音声・動画、写真、ウェブ情報等を包括的に検索できるポータルサイトです。昨年からの試験公開を経て、このたび正式に公開します。大学、報道機関、検索サイト等が収集している動画・写真や、神戸大学附属図書館震災文庫、国立国会図書館が所蔵する資料も検索できます。さらに、国立
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