本日発売の月刊『サイゾー』にアメリカのドキュメンタリー映画『フード・インク』について書いています。 サイゾー 2009年 08月号 [雑誌] 出版社/メーカー: サイゾー発売日: 2009/07/18メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 88回この商品を含むブログ (6件) を見る 『フード・インク』は、大量消費と大量生産の時代に農業や畜産業が「工業」になってしまった現状と危険性を告発したドキュメンタリーです。
興味深い記事があった。 asahi.com(朝日新聞社):記録映画フィルム、保存に力 研究者らセンター設立 - 映画 - 映画・音楽・芸能 http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY200810250086.html 現像所の倉庫に、制作会社やスポンサーが倒産するなどで、行き先の無い映画フィルムが大量に残されていて、それが劣化などにより廃棄されそうになっているとのこと。 これらのフィルムは、映画制作会社やスポンサー企業の倒産、担当者の変更などによって、引き取り手がいなくなるケースが多い。 1990年代以降のデジタル化などで従来の複製作業の必要がなくなり、意味のないまま年間数千万円もの倉庫代を支払っている現像所もある。運良くスポンサーと連絡が取れ、フィルムを返却しても、作品が確実に保存される保証もないという。 吉見学環長は「このままでは日本の貴重な文化遺産が
もう2ヶ月ほど前になるが、産経新聞に「洋画離れ止まらず 興行収入4割減少」という記事が載った。http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080822/tnr0808222107010-n1.htm この記事では、業界関係者が外国映画離れの理由を「DVDの低価格化」「若者が字幕を読まなくなった」などと話しているが、もちろんそんなに単純な話ではない。このようなことになったのには、非常に複雑な背景がある。 最近出した拙著『最新コンテンツビジネスのすべてがわかる本』(共著/日本能率協会マネジメントセンター)からデータを引きながら、この理由について解説していく。●日本の映画興行状況 まず、日本の映画状況をおさらいしておこう。 2年前(2006年)、日本映画の興行収入が21年ぶりに外国映画を上回ったことが話題となった。しかし、映画興行の全
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