【ソウル24日聯合ニュース】大韓赤十字社が23日に明らかにしたところによると、日本の菅直人首相が同社に書簡を送り、東日本大震災の復興に向けた韓国の国民と政府の声援と支援に対し謝意を示した。 菅首相は書簡で、大震災からの1か月間は日本にとって極めて厳しい期間だったが、日本が世界とともにあることを改めて実感し、感謝する期間でもあったとし、韓国が真っ先に救助隊を派遣し、多くの救援物資を送ったことに対し、日本国民を代表して深く感謝すると述べた。 大韓赤十字社は3月14日から東日本大震災への義援金として406億ウォン(約30億7250万円)を集め、このうち204億ウォンは日本に送られた。また、同社の柳宗夏(ユ・ジョンハ)総裁が26日に日本赤十字社を訪問し、155億ウォンを伝達する予定のほか、残りの義援金は救援物資の運送や救護用移動式発電機の支援などに使われる計画だ。