「東大に合格できる」人工知能を開発するプロジェクトに関わった国立情報学研究所(NII)社会共有知研究センター・センター長の新井紀子教授によると、人工知能が人間の知能を超えることはないという(リセマム)。 新井教授によると、人工知能の判断能力については期待できるが、自然言語の意味を理解することは難しく、「過去に学習していない問題やパターンに突き当たると、解答できない」としている。 このプロジェクトは昨年に東大合格を諦めたが(過去記事)、「意味を理解する」ことは人間にとっても難しい場合があるとし、人間に対し教育で読解力を高めることが重要であるともしている。 スラドのコメントを読む |スラドにコメントを書く | テクノロジー | 人工知能 関連ストーリー: DeepMindの囲碁AI「AlphaGo」、引退へ 2017年05月30日 中国の新興企業が人工知能を使って肺がんを正確かつ迅速に発見する