東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」(TX)の延伸を検討していた茨城県は23日、四つあった案のうち土浦への延伸で一本化すると決めた。JR常磐線土浦駅と接続させる。大井川和彦知事が記者会見で明らかにした。 つくば駅から先の延伸が検討されており、ほかに筑波山、水戸、茨城空港の3方面が案として挙がっていた。県の第三者委員会が今年3月、需要や採算性から、土浦案が最善と提言。県はパブリックコメント(意見公募)を行い検討していた。
東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」(TX)の延伸を検討していた茨城県は23日、四つあった案のうち土浦への延伸で一本化すると決めた。JR常磐線土浦駅と接続させる。大井川和彦知事が記者会見で明らかにした。 つくば駅から先の延伸が検討されており、ほかに筑波山、水戸、茨城空港の3方面が案として挙がっていた。県の第三者委員会が今年3月、需要や採算性から、土浦案が最善と提言。県はパブリックコメント(意見公募)を行い検討していた。
老朽化による建て替えとともに、郵便局が開設される予定のしなの鉄道大屋駅=長野県上田市で2023年3月3日、田倉直彦撮影 日本郵便信越支社(長野市)と、しなの鉄道は、老朽化した大屋駅(上田市)の建て替えに合わせて駅構内に郵便局を開設し、局員が駅業務の一部を担うなど、協力して事業を行うための協定を結んだ。駅内に設けた郵便局の局員が駅業務も担当するのは、JR内房線の江見駅(千葉県鴨川市)の例があるが、地方鉄道としては全国で初という。 大屋駅は1896(明治29)年、諏訪地方の製糸業者らの請願によって設置された国内初の請願駅として知られる。木造平屋建ての駅舎は一部が築100年以上経過するなど老朽化していた。2023年度から建て替え工事を始める。期間中は仮設駅舎で営業。駅の工事に合わせ、日本郵便は近くの大屋郵便局を駅構内に移転させ、「大屋駅郵便局(仮称)」を開局。新駅、郵便局ともに23年度内に工事を
東急電鉄と相模鉄道をつなげる新線「新横浜線」が18日に開業し、神奈川、東京、埼玉の3都県にまたがる7社局14路線が一本で結ばれる。相互直通運転によって大幅に便利になると期待されているが、一方で乗り入れ路線が増えることによる「副作用」を懸念する声も出ている。一つの路線で発生した列車の遅れが広範に及ぶ可能性があるためだ。 「西武線が遅れると相鉄線も遅れそう」「神奈川の路線の人身事故で埼玉の路線が遅延とかもう当たり前に起こる」。SNSのツイッターでは今年に入ってこんな投稿が相次いだ。鉄道ジャーナリストの梅原淳氏は「これまでで最も複雑な相互乗り入れ。ラッシュ時を中心に開業後しばらくはダイヤ乱れなどが続く可能性がある」とみている。 今回つながったのは東急の日吉(横浜市)と相鉄の羽沢横浜国大(同)を結ぶ約10キロ。神奈川県内を走る相鉄が東急東横線・目黒線を介して都心に直結し、東京メトロ副都心線や南北線
東急東横線の渋谷~代官山間は、地下鉄副都心線と直通するにあたり、10年前に地下化された区間です。それまでは地上の高架区間で、廃駅「並木橋」の痕跡もわずかにうかがえました。 旧渋谷駅ホームも一度改修されていた 10年ひと昔といいますが、今年(2023年)の3月16日からちょうど10年前は、東急東横線の渋谷~代官山間が地下化された日でした。「え!? もうそんなに経つの?」と思ってしまいますね。2013(平成25)年3月15日から16日にかけて、同区間は一夜にして地上から地下化へと線路が付け替えられたのでした。節目にあたる今日、10年前を振り返ってみます。 拡大画像 地上駅の最終日。数か月前から運用に入った東京メトロ7000系の急行 菊名行きが発車する。カマボコ屋根内側の装飾も今となっては思い出だ(2013年3月、吉永陽一撮影)。 渋谷~代官山間は、東急電鉄の前身である東京横浜電鉄が開通させまし
エンジェルYM @masaangelo6109 @khmcake ひとつだけ無い県があるように見えるけど、実はそれを囲うオーシャンズ大陸にも全くないので、有る県は少数派。 2023-03-14 10:16:34
地方鉄道の存続が課題となるなか、JR東日本は千葉県を走る久留里線の一部区間について、バス路線への転換を視野に、自治体に協議を打診する方針を固めたことがわかりました。 JR東日本が不採算を理由にバス転換に向けて動き出すのは今回が初めてで、今後の協議の行方が注目されます。 JR久留里線は千葉県の房総半島を走る32.2キロの路線で、1912年に開業以来生活の足を担ってきましたが、人口減少や交通網の多様化で利用が落ち込み赤字が続いてきました。 JR東日本は、新型コロナの影響で経営環境が厳しくなるなか、久留里線の3分の1にあたる久留里駅と上総亀山駅の9.6キロの区間について、バス路線への転換を視野に千葉県や沿線の君津市に協議を打診する方針を固めたことがわかりました。 この区間では一日あたりの利用者数の平均は1987年度には823人でしたが、昨年度は55人とこの30年余りで9割減少し、昨年度の営業費用
新型コロナウイルス感染症の拡大がひとまず落ち着き、鉄道にも客足が戻りつつある。大都市の人口は長期的には減少すると見込まれるものの、鉄道においては現在の混雑を解決する必要がある。また、バリアフリー化など時代の要請に即した姿に変えなくてはならない。 >>特集「再始動する鉄道」はこちら コロナ禍に見舞われた3年近い月日の間にも大都市の鉄道網の整備、リノベーションは続き、いくつかはこの春にもお目見えとなる。その最大のものの一つは3月18日に開通となる東急電鉄の東急新横浜線日吉─新横浜間、相模鉄道の相鉄新横浜線羽沢横浜国大─新横浜間だ(図1①)。新横浜駅に両社の電車が初めて到達するとともに、相鉄線と東急線、そして東急線を介して東京メトロ副都心線の東武東上線方面、東京メトロ南北線の埼玉高速鉄道線方面、都営三田線方面との間を結ぶ大規模な相互直通運転が開始される。 建設を担当した鉄道建設・運輸施設整備支援
横浜の都心部、桜木町付近にある踏切は、もはや無くなって久しい造船所名をそのまま冠しています。そしてここは、150年に及ぶ鉄道貨物の歴史を感じられる場所でもあります。 新橋駅が移転したころ、横浜側でも動きが 2022年は鉄道開業150年という節目の年でしたが、それは旅客列車の話。鉄道貨物は翌年からスタートしているので、2023年は鉄道貨物150年ということになります。 鉄道は1872(明治5)年に新橋~横浜(現・桜木町)間で開業。当然ながら、貨物列車も同区間で運行開始しています。 拡大画像 横浜の「三菱ドック踏切」。貨物線の途上にあり、貨物列車が頻繁に走るが、踏切を渡る通行者も意外と多い(小川裕夫撮影)。 時代が下った1914(大正3)年に東京駅が開業すると、新橋駅は汐留駅と改称。同時に旅客営業を止めて、貨物駅として機能していきます。ちなみに汐留駅は、現在の新橋駅から東へ300mほどの場所に
撤去前日、「西梅田一番踏切」の前に立つJR貨物の中山順仁さん=大阪市北区で2023年2月10日、藤井達也撮影 カンカンカン――。夜の踏切に警報音が響き、遮断棒がゆっくりと下りた。特急「はるか」の最終列車が通り過ぎる時、集まった鉄道ファンが一斉にカメラのシャッターを切った。 JR大阪駅の西側、東海道線の支線にある「西梅田一番踏切」。商都・大阪の発展を支え、大阪市の中心部・梅田エリアに唯一残っていた踏切がその夜、最後の役目を終えた。 踏切があったのは、大阪駅北側の「うめきた2期」再開発地区の西端。再開発に伴い線路を地下に移すため、2月11日を最後に廃止・撤去された。それまでは特急や貨物列車が1日約100本通過。交差する車道の交通量(2021年9月末時点)は1日約2万台に上り、大阪市北区で唯一の踏切だった。 24時間交代、手動で信号操作 「周りの景色が変わっていく中、この踏切だけはずっと変わらな
私鉄大手の小田急電鉄が神奈川県伊勢原市に小田急線の新たな駅の建設を検討していることが関係者への取材でわかりました。 小田急線に新たな駅が建設されれば、19年前に開業した川崎市の、はるひ野駅以来になります。 関係者によりますと、新しい駅の建設が検討されているのは、伊勢原市の小田急小田原線の伊勢原駅と鶴巻温泉駅の間です。 建設予定地は、観光地の「大山」にも近く、新駅の建設によってアクセスが向上すれば伊勢原市への観光客の増加が見込まれるということです。 また新駅の建設に先駆けて、現在、相模原市の相模大野駅に隣接している、車両の検査や修理を行う「総合車両所」を予定地のそばに移転する計画の検討も進めているということです。 小田急電鉄と伊勢原市は、来月8日に連携協定を結び、用地の取得を進めたり、工事の計画を立てたりすることにしています。 小田急線に新たな駅が建設されれば、平成16年に開業した川崎市の、
訪朝のきっかけはTwitter。参加者は30名を超えた。 私が訪朝したのは2016年の3月。あるTwitterのフォロワーが、朝鮮鉄道旅行を企画したのをきっかけに、訪朝してみることにした。 その参加者は30名超え。この規模の日本人が一度に訪朝してくることは実に10年ぶりだったようで、現地のガイドには「日朝が国交を結んだのかと思った」というコリアンジョークを言われるまでであった。 オタク特有のハイテンションにガイド氏も困惑!? 鉄道旅行としてツアー参加者が集まったこの旅行には、鉄道に強い興味を持つオタクが当然多かった。ガイド氏は当然鉄道オタクではないので、何が良いのか理解できないポイント(例:高速道路と鉄道路線が交差する場所)で興奮してカメラを向ける我々に、困惑しながらも、最大限応えてくれた。オタクはすぐ興奮する。 修学旅行のような高揚感を平壌で味わった4日間 まるで修学旅行のようで、にぎや
大学の卒業旅行を計画していたら、twitterで知り合った鉄道マニア33人を北朝鮮に連れていくことになった。 北朝鮮の電車に興奮する日本の鉄道マニアと、日本の鉄道マニアに困惑する北朝鮮のガイドの、異文化交流の記録。 北朝鮮に行く、そこに鉄道があるからこれを読んでいるあなたは、北朝鮮に対してどんなイメージを持っているだろうか? たいていの人が「ミサイル」「核実験」「拉致問題」のようなキーワードを挙げるのではないだろうか。「旅行したい」という発想を思いつく人はほとんどいないのではないかと思う。 しかし、一部の鉄道マニアにとって、北朝鮮ほど魅力的な場所はない。「世界中から注目されながらも、今なお深い謎に包まれた鉄道」が走る北朝鮮に、好奇心をくすぐられないわけがなかった。 ある登山家が「なぜエベレストに登るのか?」と問われて「そこにエベレストがあるからだ」と答えた逸話がある。同じように、私も「なぜ
つくばエクスプレス(TX)の茨城県内延伸案を絞り込む第三者委員会で、「土浦方面」案が有力となっていることが21日、分かった。県がこれまでに候補と示した4方面のうち、土浦方面案は最短距離でJR常磐線に接続が可能などとしている。第三者委は来月、提言をまとめ、大井川和彦知事に提出する予定。 関係者によると、16日に非公開で行われた第三者委の第2回会合で、これまでの議論を受け、県がたたき台として土浦方面に絞った提言案を示し、議論した。閉会後、記者団の質問に、県交通政策課は候補名を明らかにしなかったが、「大体の方向性は見えてきた」と説明していた。 県はTXの将来的な県内延伸構想として、筑波山▽水戸▽茨城空港▽土浦-の4方面案を示してきた。第三者委は昨年12月の初会合で、東京圏からの人流創出や県内2大都市圏の交流拡大など四つの判断指標を提示。需要予測なども踏まえて議論している。 初会合では延伸効果を方
「巨大パラボラアンテナのような屋上広場」が渋谷に誕生します。 渋谷のあらたな賑わいと交通結節点へ 拡大画像 渋谷二丁目西地区A街区の屋上広場(画像:内閣府)。 東京都都市整備局は2023年1月13日(金)、渋谷二丁目西地区の市街地再開発について、再開発組合の設立を認可したと発表。いよいよ事業着手となり、2025年度の着工、2029年度の建物完成が予定されています。 この再開発事業は、渋谷駅東側、宮益坂上交差点の渋谷駅寄りの2街区です。宮益坂と金王坂に挟まれた鋭角の区域が「A街区」、金王坂を挟んで南側の渋谷クロスタワー北隣が「B街区」となります。総工費は約1800億円で、詳細は以下のとおり。 【A街区】 ビル高さは地下1階、地上5階(約44m)。目を引くのが斜度のついた広大な「屋上広場」で、青山通りを向いてスタジアムのスタンドのように階段状となっており、広い眺望が楽しめるといいます。 【B街
首都圏に住む人、電車を利用した人なら誰しも、乗り換えで苦渋をなめたことがあるはずだ。その1つが京王線の新宿駅だ。沿線を利用する人からはこんな不満が吹き出す。 【画像】こちらが「京王線」の新宿駅改札 「京王線と京王新線の違いがわからず、どちらに乗ればよいのか、いつも迷います。橋本行きの電車に乗ろうと、本来は来ない京王新線のホームで30分以上待っていたこともありました」(都内在住の30代女性) 「京王線の笹塚駅で(都営地下鉄新宿線直通の)京王新線に乗り換えることを忘れ、本線の新宿駅までいってしまうことが。乗り換えるため新宿駅のなかを長い間歩くことになります。自分のうっかりが原因と言われればそれまでですが、これで会社に遅刻しそうになり、朝から何度舌打ちしたかわかりません」(都内在住の30代男性) 沿線住民すらも惑わせてしまうその駅、京王線の新宿駅の謎について調べてみた。 ●予定通り新宿駅で京王線
大阪は、東京に次ぐ日本で2番目の大都市である。横浜という人口でいえば大阪を上回る都市もある(ちなみに都道府県単位の人口でも神奈川が2位、大阪が3位だ)が、首都圏という広いくくりを採用するならば、文句なしで大阪は日本第二の都市になる。 大阪は、府全体で878万人、大阪市だけでも275万人(2022年12月1日時点の推計人口)。お世辞抜きの大都市といっていい。 複雑に見える路線網 そんなわけで、東京ほどではないにせよ、大阪の鉄道ネットワークもとてつもないことになっている。なにがとてつもないかというと、JR各線を基本にしつつ、そこに私鉄と地下鉄が入り交じり、初見殺しの複雑怪奇な鉄道網を作り上げているのだ。大阪を巡るなら、やはりその複雑な大阪の鉄道を読み解くのが第一歩。大阪の鉄道事情を2回にわたって考えてみることにしたい。今回は北部を中心に見ていこう。 まず、大阪の玄関口はどこになるだろうか。空の
渋谷駅は日本全国で行われている駅再開発の中でも、トップクラスの激変ぶりです。東急東横線、東京メトロ銀座線、JR埼京線ホームの改良と進み、いよいよ山手線も島式ホーム1面となりました。 10年前、東横線ホームが地下に潜った 渋谷駅とその周辺の再開発はこの10年間で、かなり本格化しています。渋谷ヒカリエ、渋谷ストリーム、渋谷スクランブルスクエアといった高層ビルが聳え、今まさに南側の桜丘地区では2023年度の竣工を目指して複数のビルが建設中です。 駅へ目を向けると、東急東横線ホームの地下化はもう遠い昔のよう。2013(平成25)年のことでした。東京メトロ銀座線ホームも明治通り側へ移転して久しく、人々の動線は慣れたように続きます。東急百貨店東横店西館ビルは銀座線の高さまで解体が済み、南館と共に一旦ストップしています。 拡大画像 JR渋谷駅は午前4時37分発の外回り電車が一番列車だ。島式ホームに初めて
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