タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

カクヨムに関するhtnmikiのブックマーク (2)

  • 1.遭遇 - 八尺様がくねくねをヌンチャク代わりにして襲ってきたぞ!(春海水亭) - カクヨム

    ◆ 物語は六年前から始まる。俺が十歳の無力なガキだった頃の話だ。 夏休み、両親の仕事の関係で俺は二歳年上の兄と共に父方の爺ちゃんの家に預けられることになった。 婆ちゃんはだいぶ昔に死んでしまったので、俺たち兄弟と爺ちゃんの三人暮らしだ。 当に田舎で何もなかったけれど、その分自然があったから俺も兄ちゃんも毎日、川に行ったり森に行ったりして結構楽しくやれてた。監視役の爺ちゃんも好きに遊ばせてくれたし、俺たちの知らない遊びを色々と教えてくれた。 「致死率十割神社だけは絶対行くなよ」 ただ、結構危ない遊びをやらせてくれる爺ちゃんでも、爺ちゃんの家から南にある神社にだけは絶対に近寄らせようとしなかった。 「妖怪がおるでな」 爺ちゃんは真剣な口ぶりでそう言う。 「どんな妖怪?」 兄ちゃんが尋ねる。 「八尺様っちゅう……でかい妖怪と、くねくねっちゅう妖怪や……八尺様はとにかくあかんやつや。見つかったら

    1.遭遇 - 八尺様がくねくねをヌンチャク代わりにして襲ってきたぞ!(春海水亭) - カクヨム
  • 1/1 - 尺八様(春海水亭) - カクヨム

    「この村な、今の時期は尺八様っちゅう、淫乱ド変態妖怪が出るから気ィつけぇよ」 俺は、爺ちゃんの庭で最悪の話を聞かされた。 「淫乱ド変態妖怪の出現情報って、親父の実家で聞きたくなかった話のナンバーワンだぜ、爺ちゃん」 「尺八吹くみてぇに、男根しゃぶりあげて死ぬまで精を啜り上げる妖怪じゃあ。ドスケベぇな顔をしとるからすんぐにわかる。熊みてぇな身長とヒグマみてぇな運動能力を持っているが、人間は恐れねぇし、銃も効かねぇ」 「親父の実家で聞きたくなかった話のナンバーワン、いきなり更新されたぜ、爺ちゃん。会ったら死ぬじゃん」 「おお、会ったら死ぬど。しかも向こうから狙ってくるぞ」 「親父の実家で聞きたくなかった話、金銀銅メダルコンプしちまったぜ、爺ちゃん」 親父の実家は農家で自宅から車で二時間弱くらいのところにある。 ちょっとした連休や、年末年始には両親に連れられてよく遊びに行ったのだが、盆休みになる

    1/1 - 尺八様(春海水亭) - カクヨム
    htnmiki
    htnmiki 2021/11/29
    在宅勤務中でよかった
  • 1