邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん 服部昇大 邦画プレゼン界の暴れ馬! 『邦キチ』が限界突破のシーズン 12 で跳躍!!今回も「映画について語る若人の部」を舞台に、尋常ならざる邦画中毒女子高生・邦キチが、まずまずの洋画好きな部長・洋一を相手に絶妙なチョイスの邦画(一部例外アリ)を愚直にプレゼン!プレゼン!!プレゼン!!! その視点、その愛情、その圧力ーー。全てにおいてシーズン 11 を凌駕ッ!! 銀河系初の邦画プレゼン漫画、後続を突き放して疾走中です …!!
映画『シン・ウルトラマン』を観てきました。 とてもユニークで面白い作品だったので、少しでも興味のある方はぜひ観にいってください。 特に、予告にも出ていたメフィラス星人のキャラクターは必見です。 以下はネタバレを含みます。 とても楽しめた作品だが、ストーリーに関して、ウルトラマンがなぜあそこまで捨て身で敵に立ち向ったのか、その理由付けが乏しいのではないかという意見も見られる。 人類を愛していたから、バディである浅見弘子(長澤まさみ)を初めとする禍特対のメンバーとの絆のためだからとすれば、その根拠となる描写が足りないのではないか、と。 私も観終わってしばらくはそのように感じたが、考えを巡らせてみて一つの可能性を思いついた。 ウルトラマンが自己犠牲を払った最大の理由は、人類全体や周りの仲間のためではないのではないか、と。 神永の体を借りたウルトラマンが一時失踪している間、図書館に通っていたシーン
シン・ウルトラマンのウルトラマンが人間を好きになった理由がわからないというタイプの感想についてウルトラマンも自身でわからんと言っとるしそれなのに助けてくれるのがいいんじゃんと単純に思っていたけど(以下長文) そもそもその、「地球人のことがわからないウルトラマン」を描くことが結構この映画のやりたかったことなのかなあとふと思った。 というか「地球人のことわかるぜ!」ってなってるのがザラブやメフィラスなわけで、そういう対比として配置されてるんだな。 ウルトラマンってマジで神秘的な存在で、それこそ過去作品でも「神様仏様ウルトラマン様~!」とか言われたりしてたし(これどの話だっけ?)、『帰ってきた~』やってたときからオタクから「ウルトラマンの神秘性、薄れてない?」とか言われがちだったわけで。 でも例えば『メビウス』のときは黒部進引っ張り出してまで「我々ウルトラマンは神ではない」と言わせてるし、確か同
2016年7月29日、それは「シン・ゴジラ」の公開日。自分は大阪エキスポのIMAXレーザーにいた。この映画を観て抱いた「何なんだこれは……」という感想を一生忘れることはないだろう。前情報も無くひた隠しにされていたゴジラの形態変化、日本ならではの政治活劇、官民を巻き込んだリアルシミュレーション、一癖も二癖もある個性的な登場人物とアニメ的な演出、そのどれもが今までのゴジラシリーズにはない全く新しい作風であった。界隈も騒然、世間も騒然となり、興行収入が80億円を超える大ヒットを記録した。 シン・ゴジラ Blu-ray2枚組 長谷川博己 Amazon そんな一大ムーブメントを作り上げた制作スタッフが次に挑んだのは、地球に降り立つ銀色の巨人の物語。その名も『シン・ウルトラマン』。製作が発表されてからコロナ禍による公開延期、例によってなかなか情報が解禁されないもどかしさを越えて、無事に公開日が決まるま
企画・脚本・制作:庵野秀明 監督:樋口真嗣 監督補:摩砂雪 音楽:鷺巣詩郎 主題歌:米津玄師「M八七」 原作監修:隠田雅浩 デザイン:前田真宏、山下いくと 原作:『ウルトラマン』(1966) ウルトラマン&禍威獣&外星人のオリジナルデザイン:成田亨 製作:円谷プロダクション・東宝・カラー 配給:東宝 製作国:日本 上映時間:113分 シリーズ:『ウルトラマン』映画シリーズ。シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース(SJHU) 特撮TVドラマ『ウルトラマン』(1966)のリブート作。 そして、 『シン・ゴジラ』(2016)、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(2021)、本作、そして来年公開の『シン・仮面ライダー』(2023)からなる”シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース”(SJHU)とかいうシネマティック・ユニバースの3作目という事が本作公開の少し前に明らかになった。このユニバースにつ
シン・ウルトラマン Blu-ray2枚組 [Blu-ray] 斎藤工Amazon 「ウルトラマン」はオレにとって大切な作品で、そっとしておいてほしいのである。オレは各ウルトラシリーズをちゃんと観てない、というか全然観てないが、「ウルトラマン」は大切な作品だ。とりわけ「故郷は地球」、「空の贈り物」、「怪獣墓場」が好きだ。 ハッキリさせておきたいのは、オレが「シン・ウルトラマン」を是非作ってくれと願ったわけでは全然ないということだ。できればやらないでくれと思っていた。しかし連中は作ってしまった。だから仕方なく、イヤイヤ観たのである。えっ、じゃあ観なきゃいいんじゃないのと仰る方々に、「仕方なくイヤイヤ観る」理由を説明する言葉をオレは持たない。オレも全然判らないのだ。でも仕方ないから観た。映画館に行くのもホントに憂鬱でねえ。以下感想だが、ネタバレあるので映画を観てない人は読むなよということ以上に、
おれとウルトラマンウルトラマンとおれ。 それについては東京都現代美術館の『特撮博物館』に行ったときに書いた。書いたのを今知ったので、そこから引っ張ってくる。 goldhead.hatenablog.com 私は1979年の生まれだ。ウルトラマンもウルトラセブンもリアルタイムで見ていた世代ではない。ただし、おれが物心ついたころにちょうどビデオデッキというものが普及し始めて、ぽつぽつとレンタルビデオ店ができはじめたころだったと思う。私は親にウルトラマンというものを貸し与えられた。 たぶん、初代ウルトラマン、帰ってきたウルトラマン、エース、タロウあたりはひと通り見ただろう。私が今も最強だと思う怪獣はタイラントである。世代的にはウルトラマン80だったが、どこかにせものっぽいという印象があった。 まあともかく、私は弟と買い与えられたソフビのウルトラ兄弟や怪獣でふつうに遊んで過ごしていたのだった。私は
『シン・ウルトラマン』は楽しいところと厳しいところが同居する忙しい映画でした。以下ネタバレを気にせず書いてますが、前提として大ヒットしてもらわないと困る作品です。庵野監督による続編実現のため、とりあえず観に行きましょう。 『シン・ウルトラマン』は欠点もある作品ですが、大ヒットして庵野監督による『○○○○○○○○○○○○○○○』と『○○○○○○○○○○○○○○』を超大作として実現してもらいたいのでこの後元気に2回目も観てきます。 https://t.co/okgtLRXPqP — さめぱ (@samepacola) 2022年5月13日 現在のTOHOシネマズ新宿の外観。最高。 本作にそなえて『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』を予習したのですが、特に『ウルトラQ』と『ウルトラマン』の予習は開始すぐ、ロゴマークの出現からアバンまでで思った以上に報われてう
※以下、映画『シン・ウルトラマン』のネタバレが含まれます。また、内容も本作への賛否が入り混じったものとなるため、ご注意ください ※ 「ねぇこれヒットする!?!?!?!? 大丈夫!?!?!?!?!?!?」 というのが、第一の感想だった。 自分で言うようなことではないけれど、筆者はそれなりの熱量を持ってウルトラシリーズに入れ込んでいる生粋のオタクだ。 『ウルトラマンダイナ』でシリーズに出会い、『ガイア』で育ち、『コスモス』に色濃く影響され、『ネクサス』の難しさに置いていかれ、『マックス』で戻り、『メビウス』に信じられないくらいハマり、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』にトドメを刺されて今に至る、というのがこれまでの経緯。 そんな自分にとって、ウルトラシリーズは誇張なく青春そのものであり、何度も救われたある種の恩人 (?) でもある。だからこそ、シリーズの新作に何より願うことは「自分の好きなものでなく
「観客にとっては一時的な娯楽作品だと思いますが、自分にとっては『シン・ウルトラマン』の撮影で過ごした時間、そして経験は特別なものでした。この先も一緒に生きていくんだろうと思っています」 オーストリアの思想家・哲学者であるルドルフ・シュタイナーの教育理念を実践する小学校に通っていたことも関係しているのだろうか、斎藤少年にとってのウルトラマン体験は特殊なものだった。 銀色の巨人という生命体、 そして神仏のような存在と向き合うことに注力しました「テレビをもたない家庭だったので、ウルトラマン・シリーズを観たことはありませんでした。でも、父が映画業界の人間だったこともあり、唯一自宅にあった玩具がウルトラマンと何体かの怪獣だったんです。それを近所の公園にもって行って、自分で物語をつくりながら遊んでいました。今振り返ると、創造の原点はウルトラマンだったんです」 役作りにあたり、幼少期に触れることのなかっ
1965年生まれ。東京都出身。高校卒業後、『ゴジラ』(1984年)で特殊造形に関わったことがきっかけで映画業界に入る。その後、庵野秀明氏らが設立したガイナックスに参加。95年公開の『ガメラ 大怪獣空中決戦』などの“平成ガメラ三部作”で特殊監督を務め、2005年に『ローレライ』で監督デビュー。以降、『日本沈没』(06年)、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』(08年)、『のぼうの城』(12年)、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(15年)などの話題作で監督を務め、『シン・ゴジラ』(16年)では日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞 ウルトラマンをきっかけに出会った「庵野秀明」 庵野さんは学生時代に自ら演じたウルトラマンの自主制作の8ミリ映画『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』(1983年)の監督をし、全国各地の自主映画上映会で上映していました。僕は制
『ウルトラマン』はどんな作品か。日本の特撮文化、ならびにエンターテイメント史に如何なる影響を与えたのか。 それは、今更私なぞが語る必要もないだろう。偉大なる銀色の巨人の物語を、それらを幼少期に脊髄にまで叩き込んだであろうスタッフの面々が、この2000年代に描き直す。それも一本の映画として。これがどれほどにハードルが高く、難しい注文なのか。一介の特撮オタクとして、そんなことを夢想しながらここ数ヶ月を過ごしていた。 『シン・ウルトラマン』公開前日、タブレットでせっせとツブラヤイマジネーションを開き、『ウルトラマン』を復習鑑賞していた。手元には副読本、洋泉社刊の『別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本』。これがまた驚くほどの熱量と資料性でマストバイの一冊なのだがそれはさておき、同じくリビングでスマホ片手に韓ドラを観ていた嫁さんが声をかけてきた。「それなら私も知ってる」。彼女が指したのは、本のページに載
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