『ロスジェネ心理学』第五章では、インターネットを介した自己愛充当の典型的な一例として、twitterを紹介しました。twitterは、個々のアカウントが個人単位で自己愛を充たすには適したツールで、タイムラインを自分の自己愛を充たすために最適化したり、自分の発言へのFavaoriteやリツイートを介して[1.他人を映し鏡にして自己愛を充たす]をやったりするには、効率的だと思います。 ただし、twitterのようなネットツールには、自己愛を充たすにあたって無視できないハードルがあります。そのハードルとは、“誰もが不特定多数から賞賛や共感を集められる文章を書けるわけではない”“ときには批判や罵倒が集まってくるかもしれない”点などです※1。文章が下手くそな人・他人に嫌われやすい文章や面白く無い書き込みを繰り返す人・衝動的な発言を繰り返してアカウントを閉鎖する羽目になりやすい人etc…にとって、自己