これはHaskell Advent Calendar 2020の19日目の記事です。 昨日はYoshikuniJujoさんの「型レベルで値の個数の範囲を指定できるリストを使ってFinger Treeを実装する - GHCの型チェックプラグインを活用する」でした。 今年2月くらいからDatabase.HDBC で ClickHouse にアクセスするライブラリを少しずつ書いていて、 基本的な SELECT / INSERT ができるようになったので書いてみた感想などをまとめる。 リポジトリはzaneli/hdbc-clickhouse。 発端 そもそもなぜ Haskell で ClickHouse にアクセスするライブラリを書こうかと思ったかというと、 前職同僚から、Haskell には ClickHouse クライアントが無いため ODBC 接続せざるを得なかった、 というような話を聞いた